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お酒を注ぐと、「ピーッ、ピヨッ」と鳥の声が聞こえてくる“鳴き徳利”がステキです。江戸時代から伝わる伝統の技術を生かしつつ、現代的なデザインに作り変えました。
徳利の内部は特殊な構造で、空気の出入りにより音が鳴る仕組みになっています。お酒を入れて動かすと小鳥のような声が聞こえてきます。注ぎ口の脇に小鳥がとまっているデザインで、傾けると、この小鳥さんが鳴いているかのようにも感じられます。
鳴き徳利は、江戸時代に遊び心から誕生した宴遊酒器でした。岐阜で昔から作られてきたにもかかわらず、最近まで産地で埋もれていたといいます。日本各地の工芸品や食品を取り扱う「コトモノミチ」では、今の時代でも気に入る人がいるはずと考え、岐阜県土岐市の窯元に協力を得て、現代的なデザインに仕上げました。
色はパステルグリーン、パステルレッド、ビビットブルーの3種類。おちょこ2個とセットで8800円で販売されています。
(高橋ホイコ)
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