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【うっかりおうちで死にかけた】高校生のころ「自分でピアスの穴開け」中に倒れてしまった“本当の理由”(1/2 ページ)

どうして……。

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 ねとらぼ読者から自宅で起こった危険な出来事を伺う企画「うっかりおうちで死にかけた」。今回は「ある意味常識を超えた“ピアスの穴開け”のお話」を伺いました。まさか、そんなことが本当に起こるなんて……。

怖いうわさ「耳にはツボがたくさんあるから、ピアスの穴開けで失明するおそれがある」

 高校生のころ、自分で耳にピアスの穴を開けようとしたときのお話です。

 教室内で開けている人もいたこともあって「私だってできる!」と思い、自宅の洗面台の前で全集中しながらチャレンジ。ちょうど「針が耳を貫通した……!」というところで倒れて、頭を強打してしまいました。

―― いったい何が起こったんです?

 当時、「耳にはツボがたくさんあるから、素人が間違った場所にピアスの穴を開けると失明するおそれがある」というような怖いうわさを聞いていて。

 私は薄れゆく意識の中で「その“間違った場所”に穴を開けてしまったようだ。だから私は倒れた。そして、このまま死ぬのだろう」と思っていました。

 ……ですが、実際の原因は酸素不足。どうやら穴を開けるのに集中し過ぎて、呼吸するのを忘れていたようです。

―― うわさ話はよく考えるとおかしな点が多いんですけど、“呼吸し忘れて倒れるほどの集中力”というのも別の意味でおかしなレベルに達してますよね。

 あんなに集中したことは人生で何回もないから、今となっては貴重な出来事ですかね(笑)。

 しかし、しばらく全身がしびれてしまって立つことができず、這ってリビングまで行ったものの家には誰もおらず。救急車を呼ぼうかとも悩みましたが、原因が原因なので恥ずかしく……。

 結局、倒れたまま、呼吸が落ち着くのを待っていました。後で確認したら、前頭部にデカいたんこぶができていました。

―― ちなみに、ピアスの穴はどうでした?

 こちらも後で見てみたら、ピアスが装着できるほどの穴にはなっていませんでした。失敗です。2年後くらいにちゃんと病院で開けてもらいました。

本企画では取材させていただける読者の方を募集しています

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