子どもに料理を教えるのは大変です。ケガしないか心配だし、時間はかかるし……。とはいえ、せっかくの「やりたい」という気持ちは大事にしてあげたい。どんなメニューに挑戦させたらいいのかお悩みでしたら、ハウス食品の「完熟トマトのハヤシライスソース」がオススメです。
包丁で切る、火を使うなど、調理の基本技術を身につけることができますし、野菜は玉ねぎだけでもOK。刃物をそこまで使わなくていいんです。それに煮込み料理なので、肉が加熱不足になる心配も少ない。言われてみれば確かに……ですよね。初心者にぴったりの料理がハヤシライスとは盲点でしたわー。
さらに、ハウス食品は、初心者のための「レシピ語超解説辞典」を公開しているので、子どもからの“なぜなに攻撃”にも安心です。「とろみがつくって、どのくらい?」と聞かれても、このサイトを見れば答えられます。「しんなり」「少々」とか何かとあいまいなレシピ語ですが、細かいことは気にせず大体で大丈夫なんですって!
ならば、「娘と作ってみたい!」とねとらぼの営業担当・三ツ谷さんが手を挙げました。小学5年生の娘・スズちゃんといっしょに「完熟トマトのハヤシライス」にチャレンジします。さてさて、おいしいハヤシライスはできるのかな……!?
今回は、ハウス食品のサイトにある「完熟トマトのハヤシライス」のレシピを見ながら調理します。スズちゃんは最近では妹さんのお弁当をつくるなど、料理に興味が出てきたお年頃。けれども、レシピを見ながらハヤシライスを作るのは初めて。ちょっと緊張しているようです。
野菜を薄切りにします……「薄切り」って何ミリ?
それではレッツクッキング。最初の工程は「牛肉は3〜4cm幅に切る。玉ねぎ、マッシュルームは薄切りにする」というものです。スズちゃんは、お肉に包丁を当てて「こんな感じでいいの?」と不安げに質問します。パパが「いいよ、いいよ」とサポートします。三ツ谷パパは料理が得意。最近は、スパイスから作るカレーにはまっているそうです。
玉ねぎを薄切りにします。そこで「薄切りってどれくらい?」という話に。スズちゃんは「3ミリくらい?」と言いますが、パパは「1ミリじゃない?」と意見があいません。さっそく、2人でレシピ語超解説辞典を確認しました。
レシピ語超解説辞典によると薄切りは2ミリが目安。けれども「自分の感覚で2ミリでよく、多少幅が出ても大丈夫」とのことです。適当でいいことに安心したスズちゃんは、サクサクと玉ねぎとマッシュルームを薄切りにしていました。
玉ねぎを炒めます……「しんなりするまで」ってどこまで?
次の工程は「大きめのフライパンにサラダ油を熱し、玉ねぎを全体がすき通ってしんなりするまで中火でよく炒め、さらに牛肉とマッシュルームを加えて炒める」です。
フライパンで玉ねぎを炒めはじめたスズちゃんに「中火ってどれくらい?」と聞くと、目盛りをさして「真ん中くらい」との答え。レシピ語超解説辞典を調べてみると、それで正解でした。ところが、炒め続けていたところちょっと焦げた臭いが……。コンロの火をのぞきこみ「見た感じ強いかな?」とパパに相談、火を少し弱めることにしました。現場での微調整も大事ですね。
そして、玉ねぎをどこまで炒めるかが悩みどころです。レシピには「しんなりするまで」とあります。スズちゃんは「炒め足りなくても、水を入れて煮込めば大丈夫でしょ」と言っていましたが、心のどこかでは「しんなりってなんだろう?」と気になっている様子でした。
レシピ語超解説辞典によれば「ハヤシライスの玉ねぎは、ちょっとしんなりでも、超しんなりでもおいしいので、あなたのお好みの『しんなり』具合を探してみてください」とのこと。解説のおかげで自信を持って次の工程に進むことができます。
あくを取って煮込みます……どこまでが“あく”?
次の工程は、「水を加え、沸騰したらあくを取り、具材が柔らかくなるまで弱火〜中火で約5分煮込む」です。
スズちゃんは手慣れた手つきであくをすくいます。普段からやっているけれども、嫌いな作業だと言います。理由は「どこまでが“あく”かわからない」から。あるあるですよねー。
実は、これもレシピ語超解説辞典が教えてくれます。「いつまでとればいいの? と思ったときがやめ時かもしれません。気になる『あく』がとれればそれでOKです。素材のうまみが出ていることもあるので、だいたいで大丈夫です。」との説明に、「あらー、それは朗報ですねー」とご機嫌に。
パパものぞきこみ「もう取らなくていいんじゃない?」とアドバイス。香り立つ肉と玉ねぎの香りに「これはおいしくなるわー」とテンションがあがります。
火を弱火にします。弱火とは、レシピ語超解説辞典には「鍋の底に火があたらない程度の火加減」とあります。大体あってる、ということで煮込みを開始します。
レシピには「具材がやわらかくなるまで、約5分煮込む」とあります。スズちゃんは1分も経たないうちから「もう、すでにやわらかくない?」と疑問に思います。おいしそうな香りに、もう食べたくなってきているんでしょうか。「『約』だから、きっちり5分じゃなくてもいいんじゃない?」と徹底的に時短を提案してきます。
確かに、鍋をのぞくと、この時点ですでにおいしそう。けれども親子で話し合い、5分待ってみることになりました。
ルウを入れてとろみをつける……とろみってどれ?
最後の工程は「いったん火を止めてルウを割り入れて溶かし、再び弱火で時々かき混ぜながらとろみがつくまで約10分煮込む」です。
レシピ語超解説辞典は、「だいたいで大丈夫」というゆるーい解説が特徴なのですが、スズちゃんにもその教育が身についてきたようです。「時々かき混ぜながら」も、「適当で大丈夫」と受け流すようになってきました。一応、調べると「ゆるい気持ちで『ずっとじゃなくて大丈夫』程度に思ってください」とあり、大正解でした。
そして「とろみがつくまで約10分」。スズちゃんは数分経った時点で「とろみ、もうあるじゃん」と悩みます。レシピ語超解説辞典を見ると「お玉や木べらでかき混ぜて、『何か少しくっついてる』と感じたときが「とろみ」との出会いの瞬間です」とのお言葉。おたまですくい上げて「くっついてるよ」とスズちゃん。5分ほどでしたが、煮込みを終了することにしました。そう、好みのとろみで大丈夫なんです!
完成したハヤシライスソースは、すごくおいしそう。スズちゃんも「わー、完璧!」とうれしそうです。盛り付けて、実食といきましょう。
おいしすぎて、パパ、感動!
さてさて、実食です。いただきまーす。娘さんが作ったハヤシライスですよー!
食べてすぐに反応したのは、三ツ谷パパ。めちゃくちゃ感動しています。「子どもが家族に作ってくれるはじめての料理がこれだったら、絶対うれしい」とスプーンが進みます。スズちゃんは、実はマッシュルームがちょっと苦手なんだそうですが、自分で作ったものは一味違うのかおいしそうに食べていました。トマトたっぷりな味わいが、他のハヤシライスとは違っていて“天才的なうまさ”と2人とも大満足です。
新たな発見もありました。「こんなにちゃんと作ったことなかった。レシピどおりに作った方が断然うまいですね」と三ツ谷パパ。自分が作ったハヤシライスよりも、スズちゃんのほうがおいしくできているそうです。レシピどおりに作るって、大事ですね。
そして、スズちゃんに作ってみてどうだったか聞くと「レシピ語の細かい意味がわからないのが不安だったけどあまり気にしなくていいことがわかって安心しました。簡単でおいしかったしカレーより楽かも……」とのこと。ジャガイモやニンジンの皮をむいたり、野菜が崩れないように煮込まなくてはいけないことを考えると、ハヤシライスのほうが作りやすいのかもしれません。今度は、お母さんや妹さんにも作ってあげたいですね。
ハウス食品は『レシピ語超解説辞典』を公開
ハウス食品は、レシピ語に対する料理初心者の「あるある!」な気持ちに寄り添った『レシピ語超解説辞典』を公開しています。掲載ワードは30語。「さっと」「ふんわりラップをし」など、あいまいな表現をいい感じにゆるく解説してくれています。初心者にはわかりにくい言葉もきちんと理解しながら進めると、安心して料理ができますよ。
誰でも簡単においしくできるハウス食品の「完熟トマトのハヤシライスソース」。料理が苦手な人もぜひ試してみて!
提供:ハウス食品株式会社
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