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バンクシーの代表作「風船と少女」が、オークションで落札されるなり、額縁に仕込まれたシュレッダーで自壊――(関連記事)。あの騒動の瞬間を、エンドレスで楽しめる装置がTwitterで話題です。切れたと思ったらすぐ元通り……!?
作者のゆうもや(@takex5g)さんがTwitterに投稿したこの装置。オークションハンマーを鳴らすと、件の騒動と同じように、「風船と少女(模写)」が額縁から飛び出し、切り込みが入れられてしまいます。
ところが、ハンマーの台を裏側からたたくと、絵は再び額縁へ。最初から裁断などされていなかったかのように、元通りに収まりました。動画がループ再生されるものだから、延々見てしまいそう。
不思議な装置の秘密は、額縁に仕込まれた2本のローラー。それぞれに巻かれた未裁断と裁断後の絵が、交互に送り出されたり巻き取られたりを繰り返し、あたかも切れたりくっついたりしているように見せているわけです。
ハンマーの台は、実はたたいた振動を検知して作動する赤外線リモコン。落札と同時に作動する、本家同様の演出を実現しています。
さまざまな工夫が凝らされた装置は、「無限バンクシー」「見ていて飽きない」「バンクシー本人に届いてほしい」「裏側をたたいて元に戻す演出が最高」などと好評を博しています。
動画提供:ゆうもや(@takex5g)さん
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