大東駿介、中学時代のネグレクトで「普通の人じゃなくなった」 自己否定のあまり鏡に何度も「殺すぞ!」(1/2 ページ)
両親については「許せたというか、関心がなくなったに近い」。
俳優の大東駿介さんが10月4日、時事YouTuberであるたかまつななさんのYouTubeチャンネルにゲスト出演。中学生のころに受けたネグレクト(育児放棄)の実態を振り返り、当時の自分を「普通の人じゃなくなった」「恥ずかしい人」だと感じていたと告白しました。
大東さんが小学校3年生のころ、両親は離婚し、父は家を去っていったとのこと。中学2〜3年生あたりから母もほとんど家に帰らなくなり、「落ちてる小銭とかレジのお金とか集めて、コンビニに駄菓子買いに行ったりとかやって食いつないでました」と、実家のクリーニング店から何とかお金を持ち出すギリギリの日々を送っていたと明かしました。
人目を避けての夜間活動が主となり、学校にも行かなくなってしまった大東さん。水道で直接頭を洗っている姿を友人に見とがめられて「やば。俺は普通の人じゃなくなったんや」とショックを受けたそうで、そのライフラインもやがて止まるようになっていったといいます。「電気代って直接生きることにつながらないな」という考えから、とにかく食べ物重視のすさんだ生活を送るように。
当時の大東さんはかなり追い詰められており、あるときは家にある全身鏡に向かって何度も「殺すぞ!」と絶叫していたとのこと。このころの記憶はあいまいで覚えてないとしつつ、自身の異様ともいえる振る舞いを「自己否定」の一環だと推測していました。
ネグレクトの生活を1年ほど続け、叔母に引き取られた大東さん。壮絶な体験を経て「親も個人なんだ」「俺は俺として生きていかないといけない」という発想に至ったそうで、「(親を)許せたというか、関心がなくなったに近い」「俺は個人として自分の人生をデザインする」と自身の生き方にも深く影響したとしていました。
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今後の活動は白紙の状態とのこと。