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フィンランドを拠点にビジュアルアーティストとして活動するハンヌ・フータモさんの、暗闇に光で描くライトペインティングが幻想的な美しさだと注目を集めています。
ハンヌさんはカメラの長時間露光を利用し、シャッターが開いている時間内に暗闇で点灯させたライトを動かして作品を描き上げます。光の軌道をレンズが捉えることで、美しい光のアートが完成。ハンヌさんは「暗闇がキャンバスで光は私の絵筆である」と表現しています。
ライトペインティングで描いた湖に浮かぶ2羽の白鳥は、ハンヌさん自身が湖に浸かった状態で描いた作品。また、色の違うライトを使って描いた深海の生物は、まるで深海で撮影したような神秘的な作品に仕上がっています。
ハンヌさんは通常のライト以外にも光ファイバーライトやアルミホイルなど、さまざまな道具を使って作品を手がけるそうです。光ファイバーライトを使って描かれたクラゲは、まるで本当に海中を漂っているクラゲを撮影したように見えます。
ハンヌさんのライトペインティング作品はアート界で大きな注目を集めており、米ケーブルテレビ「CNN」や「ディスカバリーチャンネル」などのニュースチャンネルで紹介されたことも。そんなハンヌさんのInstagramでは他にも目を見張るような作品に加え、メイキング動画なども見られます。
ライトペインティングに興味のある、またはチャレンジしてみたいと言う人はチェックしてみてはいかがでしょうか。
Image credit:Hannu Huhtamo(Instagram/Webサイト)
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