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「舐めると味がするテレビ」が誕生 「味のダウンロード販売」「味見できる電子メニュー」など可能性無限大(1/2 ページ)
味をランダムで作る「味覚ガチャ」なんてスリリングな遊びも可能。
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画面をなめると、映っている料理の味を感じられるテレビ「TTTV(Tast the TV)」が開発されました。実用化されたら「味がする食レポ番組」とか「味覚のネット配信」とか、いろいろできそう。
味覚に関する研究で知られる(関連記事)、明治大学の宮下芳明教授(@HomeiMiyashita)が開発。さまざまな料理を味覚センサーで解析し、味を形作る成分や香料を混合して再現する仕組みです。
作られた味はフィルムに吹き付けられ、ロールに巻き取られて画面上へ。料理の映った画面をなめると、その味を感じられるわけです。衛生面は気になりますが、フィルムは使い捨てですし、味をトレーに噴霧してより安全に扱うこともできます。
デモ動画では、「味見できるメニュー」や「ソムリエ用の訓練アプリ」など、さまざまな応用例が提示。報酬としておいしいものを味わえる「味覚スロットマシン」や、ランダムで味を作る「味覚ガチャ」など、エンターテインメント的な活用も想定されています。
TTTVは10月27日にオンラインイベント「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」へ出展し、審査員に料理を振る舞う(?)とのこと。11〜12月にもデモ展示が予定されています。
動画提供:宮下芳明(@HomeiMiyashita)さん
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