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「妻」や「母」として“自分”を後回しにしていた女性 小さなきっかけで変わる漫画がグッとくる(1/2 ページ)

「妻」として「母」として、自分を後回しにする日常に芽生えた違和感。

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 「妻」として「母」として、自分を優先してこなかった女性の小さな一歩を、美しい色彩で描いた漫画が、プラットフォーム「コミチ」に投稿されています。

あの日の月はすこし欠けた満月だった 自分をいつも後回しに……
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 家族の買い物のついでに、小さなキーホルダーを買った女性。「私」を優先してはいけないと感じていた彼女にとって、それは自分を取り戻す一歩でもありました。

あの日の月はすこし欠けた満月だった 家族への愛はあるけれど、欲しい物ややりたいことを後回しにする日々
あの日の月はすこし欠けた満月だった 自分の好きなことってなんだったっけ? このままでいいのだろうか。ふと疑問が生まれました

 夫や子どもとの生活の中で、自分を後回しにすることに慣れていた女性は、ある日、自分のしたいことすら分からなくなっていたことに気付きます。「妻」や「母」に自分の心を押し込めていった先に、何の意味があるんだろう。自分の生き方に疑問を感じます。

あの日の月はすこし欠けた満月だった 小さなものから取り戻していく
あの日の月はすこし欠けた満月だった 夫や子どもは大切だけど、自分の心を満たせるのは自分だけ

 ずっと買えなかった「物」を購入することは、思ったよりも簡単にできてしまいました。しかし、「好き」なものを自分で手にした女性の心には、確かな手ごたえがあったのです。

 「妻」「母」など、立場が変わっても自分の心は自分でしか満たせなかったと悟る女性。子どもを寝かしつけた後、優しく満ちた月を見ながら、好きな物ややりたいことを大切にし、自分でそれらを満たしていこうと思ったのでした。

 好きなこと、やりたいことを持つことは心を満たしてくれる――その大切さを描いたお話に心がつかまれます。

 漫画の作者は羊山うみさん。Webデザイナーであり、一児の母でもある羊山さんは、Twitterにイラストや漫画を投稿しています。

作品提供:羊山うみさん

(谷町邦子 FacebookTwitter

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