フランチャイズWEBリポートは、6歳以下の子どもがいる保護者に「習い事」に関する調査を実施し、その結果を11月24日に発表しました。「通わせて良かった」「検討している」習い事として、ともに「水泳」が最も多く支持されています。
アンケートの対象者は子どもがいる20代〜40代の男女1575人。未就学児(6歳以下)の子どもがいる保護者1575人のうち、「習い事に通っていますか?」という問いに36.7%が「通っている」と回答しています。また、24.2%が「現在検討中」と答えていることから、約6割が「習い事に通っている・通う予定」であると言えます。コロナ禍においても、半数を超える保護者が子どもに習い事をさせたいと考えているようです。
通ってよかった・通わせてよかった習い事は
子どもを習い事に通わせている308人に、保護者自身や他兄弟が通っていたものも含めて「今までに通ってよかった・通わせてよかったと思う習い事」を質問。圧倒的に多かったのは26.8%の「水泳」でした。2位以降は音楽(9.7%)、英会話教室(8.7%)、サッカー(8%)、野球(5.7%)が続きます。
水泳を選んだ理由として、「体力をつけるには1番良い方法と思った」「溺れる確率が低くなるため、自分を守ることができる」などの体づくり、「月謝もそこまでかからないから」と経済的な理由があげられていました。中には、「学校の体育など必ず通る道だから」と小学生になってから困らないようにという親心が感じられる理由もありました。
検討中の習い事としても1位に!
現在習い事を検討中の保護者、追加の習い事を検討していると回答した保護者には、「検討中の習い事」についても聞いています。子どもの性別ごとに結果が出されていますが、男の子/女の子問わず、最も人気なのは約20%を占めた「水泳」でした。
2位以降は男女で異なりますが、「水泳」のほか「音楽(ピアノ含む)」(女の子:2位、14.5%/男の子:5位、6.1%)、「英会話教室」(女の子:3位、11.8%/男の子:2位、9.7%)と共通する習い事も。また、現在通っていると回答されている習い事より、やや高学年向けの「書道」や「そろばん」もランクインしています。
未就学の子どもの保護者の約6割が「習い事に通っている・通う予定」と回答するなか、「通ってよかったと思う習い事」「検討中の習い事」として性別問わず人気の「水泳」。親世代にとってもなじみがあり、子どもを通わせることをイメージしやすいのかもしれません。
また、調査を行った「フランチャイズWEBリポート」は「英会話」の人気の高まりを小学校で必修科目となったことと関連付けて解説しており、昔から人気の習い事が多いなかで学校で学ぶ内容も習い事の選択に影響していることが伺えます。
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