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米人気コメディアン、最愛の息子が生後5カ月で病死 出演番組で公表し涙「苦難を乗り越え成長しなければ」(1/2 ページ)

6月に誕生した第7子。

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 米歌手マライア・キャリーの元夫で、コメディアンのニック・キャノンが12月8日にテレビ番組に出演。生後5カ月の息子“ゼン”が脳腫瘍のために逝去したことを公表し、つらい胸中を明かしています。ゼンは6月に、ニックとモデルのアリッサ・スコットとの間に生まれたばかりでした。

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生後5カ月で亡くなったゼン、ニックにとっては7番目の子(画像はニック・キヤノン YouTubeチャンネルから)

 ニックは「今日は特別な知らせがあるんだ。とは言っても、明るい知らせじゃないけどね」と、ゼンが脳腫瘍のため生後5カ月でこの世を去ったことを報告。番組スタッフにも知らせていなかったといい、息子の写真をスクリーンに投影し「本当にキツい週末だった」とつらい胸中を明かしながら、これまでのいきさつを語っています。

 闘病は生後2カ月がたったころ、変わった呼吸をしていて少し頭が大きいことに気付き病院を受診したときからスタート。まさか病気だとは思っていなかったところへ、医師からは「頭に液体がたまっている」「悪性の腫瘍があり、外科手術が必要」との診断を下され、手術を受けさせることになり「これは長い戦いになるな」と覚悟を決めたといいます。

 しかし、11月の感謝祭ごろに腫瘍の肥大が加速。最期は家族で充実した時間を過ごし、12月の1週目に息を引き取ったと目に涙をためながら伝えていました。

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ニックとアリッサ、ゼン(画像はニック・キヤノン YouTubeチャンネルから)

 今回の番組についてニックは「正直どうすればいいのかわからなかった」「家族と悲しみを分かち合う必要があったとも思う」と出演へのためらいがあったことを明かしながらも、「苦難を乗り越え成長しなければいけない」「大切な息子にささげる番組にしようと思う」と強い思いをあらわにし、オーディエンスからも拍手が送られました。

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途中、言葉に詰まる場面も(画像はニック・キヤノン YouTubeチャンネルから)
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