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「情報を追えば追うほど胃もたれする」 スーパー戦隊シリーズ新作「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」、情報量が多すぎる

どこから手をつければいいんだ。

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 スーパー戦隊シリーズの第46作目「暴太郎戦隊(あばたろうせんたい)ドンブラザーズ」が発表され、2022年3月6日からテレビ朝日でスタート。誰もが知っているであろう昔話の桃太郎をモチーフとしたツッコミどころの多……ユニークな新しいヒーローに、早くもネットでは話題となっています。

暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドンブラーズ 桃太郎 スーパー戦隊  井上敏樹

 同作の新レッドは、頭にちょんまげを結った“ドンモモタロウ”。桃の形のカプセルに乗せられて飛来した、という過去を持ち、織田信長をほうふつさせる勢いのあるキャラクターとのこと。昔話の桃太郎同様に“お供”と一緒に強大な敵に立ち向かっていく姿が描かれます。

 そんなドンモモタロウととももに敵に立ち向かう“お供”は、猿、犬、雉をイメージしたサルブラザー(ブルー)、イヌブラザー(ブラック)、キジブラザー(ピンク)、さらに、鬼をイメージしたオニシスター(イエロー)もいます。

 特徴的なのはそれぞれの個性的な体形で、ドンモモタロウはちょんまげを結っている他、“ツノ”が生えたオニシスター、筋骨隆々で“マッチョ”なサルブラザー、全長100センチの“3頭身”なイヌブラザー、全長220センチの“長身”なキジブラザーといったスーパー戦隊シリーズ史上、類をみない凸凹シルエットとなっています。

 ドンモモタロウらがヒーローになる変身銃は「ドンブラスター」。「ゼンカイジャー」に登場する「センタイギア」も読み込めるだけでなく、ドンモモタロウが駆るスーパーバイク「エイヤラドン」は、「ゼンカイジャー」のゼンカイジュランと合体して巨大ロボになるなど「ゼンカイジャー」との絡みもありそうな予感。なお、2022年1月9日放送の「機界戦隊ゼンカイジャー」第42カイに、ドンモモタロウがサプライズで先行登場するとのことです。

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この構図どこかで……

 また、同作を手掛けるスタッフ陣も明らかに。脚本を務めるのは、「仮面ライダーアギト」(2001〜2002年)、をはじめ「仮面ライダー555」(2003〜2004年)、「仮面ライダーキバ」といった平成仮面ライダーシリーズのメインライターとして知られる井上敏樹さん。スーパー戦隊シリーズでメインライターを務めるのは、特撮ヒーロー作品に当時大ブームを巻き起こしていたトレンディードラマの要素をプラスした設定の「鳥人戦隊ジェットマン」(1991〜1992年)以来、30年ぶりです。

 監督は、「機界戦隊ゼンカイジャー」も手掛ける田崎竜太さん(※崎=たつさき)。キャスト陣や全貌(ぜんぼう)は、2月上旬に開催予定の制作発表会見で明らかとなります。

 この発表にネットでは、「情報量が多過ぎる」「情報を追えば追うほど胃もたれする」など、ユニークなモチーフや設定、メンバーの身長差やスタッフ陣など、ツッコミどころの多い情報に混乱する声が続出。さらに、「オニシスター どこかで…」「いっそ序盤辺りだけでもいいからずっと『ムー!』って言ってて欲しい」「タイトル下の波ってそういうことかと深呼吸」とオニシスターに反応する声や、「うぉぉぉぉっ!!!! 井上敏樹さんが戦隊に帰って来たぁぁぁっ!!!」「脚本が井上敏樹さん。しかもプロデューサーは白倉さん。令和の東映特撮にとんでもないパンチぶちかましてくれそうでワクワク」など期待する声も多数寄せられています。

 なお、現在放送中の「機界戦隊ゼンカイジャー」のように、“ジャー”がつかない作品は「特命戦隊ゴーバスターズ」(2012〜2013年)以来10年ぶり。革新的な作品を目指すという意気込みが込められているとのことです。

スタッフ

【プロデューサー】井上千尋(テレビ朝日)

白倉伸一郎(東映)

武部直美(東映)

矢田晃一(東映エージエンシー)

深田明宏(東映エージエンシー)

【原 作】八手三郎

【脚 本】井上敏樹

【監 督】田粼竜太

【アクション監督】福沢博文

【特撮監督】佛田 洋(特撮研究所)

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