レーシングカー丸裸! NISMOがスーパーGTマシン「MOTUL AUTECH Z」整備の裏側公開(1/2 ページ)
こんなに見せて大丈夫かー(笑)と心配になっちゃうほど。
日産のモータースポーツ部門 NISMOが公式YouTubeチャンネル「NISMO_Official」で、スーパーGT参戦のレースマシン「MOTUL AUTECH Z」を丸裸にした貴重なメンテナンス作業の様子を公開しました。ひゃー、こんな丸裸状態を公開しても大丈夫なのか……!!
MOTUL AUTECH Zは「フェアレディZ(Z33)」をベースに、15年前(2006年)にあざやかレッド×ブラック&シルバーラインのボディーでスーパーGT GT500クラスに参戦したNISMOチームワークス車の1台です。3リッターV6ツインターボエンジンを備え、最高出力は500馬力以上。2006年シーズンにシリーズ4位を獲得しました。
レースに勝ち、また今後の市販車へフィードバックするための先端技術、社外秘満載のレースカー。そんなマシンのメンテナンス風景や内部は通常見られませんが、約15年前と既に現役から退いたマシンのため特別公開となったそうです。
外装を取り外し、カーボンパーツやエンジンがむき出しになったMOTUL AUTECH Zのフレームの造形美、そしてメカメカしさといったら……! 今なおコンディションバッチリで、グォォォォと目覚めたエンジンはまるで野獣。市販車と似ているようで中身は全く違う、レースカーの迫力はやっぱりすごいです。
こうして整備されたMOTUL AUTECH Zは、2022年に発売する新型フェアレディZ(関連記事)ベースの新型レースマシン「Z GT500」の発表イベントで、同じく整備されていた「ザナヴィニスモZ(2004年)」と一緒に登場。15年ぶりにスーパーGT GT500クラスに参戦する「Z」の復帰を華麗に演出しました。
ファンからも「懐かし〜!!」「この頃のマシンほんと好き」「レーシングカーのエンジンスタートの音はたまりませんなぁ」などのコメントが多く寄せられていました。
(カナブンさん)
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