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プリウスがフェラーリを追い抜く!? 日本発の自動車レース「SUPER GT」をもっと知ってほしい漫画がアツい 運営会社も大絶賛

運営会社も「これはすばらしいです……!」と絶賛。

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 「SUPER GTという日本の自動車レースをご存知だろうか?」――そんな漫画がTwitterで注目を集めています。

 漫画はTwitterユーザーのYUHさん(@YUH_7929)が投稿したもの。「今一番知ってほしい、日本の自動車レースについてのプレゼン漫画です」と10月21日にツイートしたところ、「行きたくなってきた」「初めて見に行った時の感動を思い出させてくれました」と大きな反響を呼びました。



 「SUPER GT」は2005年から日本で開催されている自動車レース(※1)。国内で行われるシリーズ戦としては最大級の観客動員数を誇り(※2)、漫画ではその魅力や内容について、迫力あるイラストと、熱量のある文章で分かりやすく紹介しています。

※1:一部レースはタイでも開催

※2:主催のGTアソシエイションによると、昨年(2016年)は1試合平均約5万4000人を動員(土曜の予選、日曜の本戦を合計した人数)。これは国内で行われるシリーズ戦の動員数としては最大級とのこと

SUPER GT

SUPER GT

 「SUPER GT」の特徴の1つが、レクサスやGT-Rなど市販車をベースとしたレーシングカーで戦う点。さらにこれらの車両は一定のレギュレーション(エンジンの排気量や重量など)のもと厳しい性能調整がなされるため、車同士の性能差が埋まり、常にフェアな戦いができるのだそうです。これにより、「プリウスがフェラーリを追い抜く、そんな光景でさえ日常茶飯事なのである!!」(漫画より)とのこと。すごい光景だ……!

 また自然に「抜きつ抜かれつ」のバトルが発生しやすくなるよう定められたルールもユニーク。最大の特徴は、下位クラスの「GT300」と上位クラスの「GT500」が同じコース内を混走するという点で、これによりコース内のいたるところで激しいバトルが発生。また漫画では省略されていますが、シーズンが進むにつれ、勝ったチームには重量ハンディが課せられていくため、シーズン終盤になるにつれ、レースはどんどん白熱していくのだそうです。


SUPER GT

SUPER GT

 YUHさんは漫画の中で、「SUPER GT」について「マシン・ドライバー・チーム……全ての要素が試される言わば異種格闘技戦」と表現。「まさに“SUPER”な自動車レースなのだ!!」と締めくくっています。これは確かに見たくなってくる……! Twitterでも「SUPER GT」好きな人たちから、「最高の宣伝キター!」「丁寧な上にすごく分かりやすい!」と共感する声が多く寄せられていました。

 また、せっかくなので、レースの主催会社であるGTアソシエイションにも問い合わせてみました。漫画が話題になっていることについては「はじめて聞きました」とのことでしたが、その場で検索して読んでもらうと、「これはすばらしいです……!」と大絶賛。「絵もすばらしいですし、とても分かりやすく、いろんな角度からうちのレースを紹介してくれています」ととても喜んでいました。また、漫画がきっかけで「SUPER GT」に興味を持った人への入り口としては、「まずはうちの公式ホームページがありますので、そこを見ていただければ詳しい情報が載っていると思います」とのことでした。

 次回のレースは今シーズンのグランドファイナルで、11月11日〜12日の2日間、栃木県の「ツインリンクもてぎ」で開催予定。これを機に「SUPER GT」の世界をのぞいてみるのも楽しそうです。



画像提供:YUHさん

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