東京ヤクルトスワローズの人気マスコット「つば九郎」が1月7日、持ち越していた契約更改に臨み、2万2000円アップの年俸5万円+ヤクルト1000飲み放題、活躍に応じたクーポン券支給という条件でサイン。FA宣言直後から野球界の枠を超え、各業界から声が掛かっていましたが、元ヤクルトのバレンティン選手の言葉が決め手となり、残留となりました。
前年の契約更改では、コロナ禍の事情をくんで2000円ダウンの年俸2万8000円に、昨シーズンのオプションだったヤクルト400よりもグレードが高いヤクルト1000の飲み放題を勝ち取っていたつば九郎。ただし「2021のおふFAのちゃんすがあればちゃれんじしたいとおもいます」とFA(フリーエージェント)宣言の可能性を示唆していました。
チームは2021年、20年ぶり6回目の日本一に輝くなど躍進しましたが、つば九郎は2021年12月、前年の言葉通り2012年以来2度目となるFA宣言を表明。
宣言直後から多くのオファーが舞い込んでいましたが、年明け7日に大トリとなった契約更改には、中日ドラゴンズのマスコットで同期のドアラを代理人として連れ万全の体制で臨むと、前年比約79%アップの5万円+ヤクルト1000飲み放題に加え、活躍に応じてクーポン券支給のオプション付きで契約更改したことをブログで報告。
元ヤクルトのウラディミール・バレンティン選手が2020年にInsgaramに投稿した「お金で幸せは買えない(Money don’t buy happiness)」という言葉が残留の決め手となったことを明かしながら、「こんごとも、これをきかいに、いっしょに、にっぽんをあかるくしたいとおもいます」と晴れやかに抱負をつづりました。なお、つば九郎はマスコット史上初となる2000試合連続出場の記録更新に期待が掛かっています。
宣言残留となったつば九郎にネットでは、「心配かけさせやがって… 待ってたよ!」「ヤクルトにとってつば九郎残留はなによりも朗報なのでは?」「時事のギリギリをブッ込む畜生ぶりをこれからも楽しみにしてます」など安堵(あんど)の声が広がる一方、獲得に名乗りを挙げていた向きからは機会を失ったことを惜しむ声もみられます。愛されてるな!
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畜ペン元気出して。