お店で注文した料理の“味変”は「どこまでが失礼じゃないんだろう……!!」と悩む創作漫画がTwitterで共感を集めています。作者は漫画家の梵辛(@sokusekimaou)さん。
行きつけの料理屋で酸辣湯麺を頼んだヤナギ。提供された調味料を横目に「できれば最後までそのまま味変せず食べてほしいものなのか!?」「客の好みで調味料モリモリになるのも織り込み済みで作ってあるのか!?」。緻密な計算の末に完成したであろう“デフォルトの味”を変えることは失礼なのか否か。お店側の立場で考えてしまいます。これは悩ましい……。
ちなみにこの酸辣湯麺、試作段階では味付けの着地が難しく、店員さんとしては「お客様の反応を見ながらフィードバックしてこう……!!」と決めた商品でした。店員さんの様子を気にするヤナギと、彼女の反応をうかがう店員さん。どちらも口下手で、高度な心理戦みたいになっちゃってる!
読者からは「とてもわかる」「あるあるですね!」と共感する声や、「これはまじで難問ですね」といったコメントもあり、「完成されたものをまずは味わいたい派(いったん味を見てから慎重に味変)」「徐々に増やしながら食べていくことで常に味変する派」「気にせずかけちゃう派」などに分かれていました。好みは人それぞれという前提は同じながらも、いろんな調味料の使い方があるのが面白く興味深いです。
同作は、作者の梵辛さんが2019年からTwitterで連載して人気を集めている漫画『くちべた食堂』からのエピソード。2021年12月には再構成し描き下ろしを加えた単行本がKADOKAWAから発売されました。
作品提供:梵辛(@sokusekimaou)さん
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