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口下手すぎる定食屋さんの店員さんとお客さん、互いに気持ちを伝えきれなくて……不器用な交流描く漫画にほっこり(1/2 ページ)

不器用な2人のやりとりがほほえましい。

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 気になっていたけどずっと入れなかった近所の定食屋さんについに入店! 口下手でなかなか言いたいことを伝えられないお客さんと店員さんの漫画『くちべた食堂』(作:梵辛)の単行本が発売されました。


5年間近所の店をスルーしていたお客さんと、ようやく来てもらった店員さんのお話
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 家の近所の定食屋さんが気になっていたけど、客が少ないためスルーしていたヤナギさん。5年たってやっと入ってみたところ、料理は毎日通いたいほどのおいしさ。店員さんに感想を伝えたいけれど、嫌がられるかもと話しかけられません。

 一方店員さんも、いつもお店の前をスルーしていくヤナギさんがやっと来てくれて感無量。味の感想を聞いたりお話ししたりしたいけど、店員に話しかけられると嫌がる人もいるから……と声をかけられません。


どっちも話しかけたいのに話しかけられない

 お互い話しかけたいのに、気を遣ってしまってできない……『くちべた食堂』はそんな口下手な2人の交流のお話。はじめは「また来ます」「また来てね」が精一杯だった2人が仲良くなる様子が描かれています。

 と言っても口下手な2人なので、「おいしかったです」「ありがとうございます」からなかなか会話が発展しなかったり、お互い意図をうまく伝えきれなくてすれ違ってしまったり。心の声はダダ漏れなのに、言葉ではなかなか伝えきれない、そんな不器用な2人の姿をほほえましい気持ちで見守りたくなります。

 同作は作者・梵辛さんが2019年からTwitterで連載して人気に。単行本はTwitterをリメイク&再構成し、描き下ろしを収録しています。


『くちべた食堂』

(C)梵辛

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