やっぱハイエース最強〜!? レーシングドライバーの脇坂&服部が「キャンパーなハイエース」乗り比べ さすがなプロ目線を見せつける(1/2 ページ)
ハイエース欲しいなーと思っている人必見です〜。
日本を代表するレーシングドライバー、脇坂寿一さんと服部尚貴さんが、脇坂さんのYouTubeチャンネル「Channel 11 脇阪寿一 Juichi Wakisaka」で、「ハイエース」を物色し、乗り比べした様子を披露しました。レジェンドドライバーが欲しくなるハイエースとは……!
現在、ガチで「遊び用のキャンピングカーが欲しいぞ!」と購入検討中の脇坂さん。キャンピングカーの先輩である服部さんがカスタムハイエース「Green Buddy」の各モデルから、「分かりやすく松・竹・梅」で買い方、選び方を指南してくれました。
まずはエントリーモデルの「A-TYPE」(390万8000円から)。小学生くらいまでの子どもがいる家族の利用を想定したファミリー向け仕様で、シンクやテーブルなども含めた始めてのキャンピングカー用途に申し分ない設備を備えます。
「冬場に役立つから、オプションでFFヒーターは絶対付けた方がいいね」と服部さん。「うーん、いいんだけど、知識がないからオプションは最初から付いてる方がいいかな」と脇坂さん。やっぱりハイエースであっても、クルマの仕様にはフツーの人以上にこだわりそうな2人だ……。
次はハイルーフ仕様で装備も拡充した「B-TYPE」(680万2000円から)。こちらは内装に断熱材を用いた防寒対策強化済みで、大容量のサブバッテリーも含めた車内用電源、収納棚や冷蔵庫、シャワー付きシンクなども備えます。
「テーブルのドリンクホルダーがすごく便利そうだ」「数々のオプションを“込み”とした快適装備モデルだね」と服部さん。「オプションがいろいろ付いててイイ感じになってきた。でも、もうちょっと(最初からスゲーのがほしい)!」と、脇坂さんはじわじわと心引かれるようになってきています。
こうなったら最後は最上位グレードの「C-TYPE」でしょう。C-TYPEは、B-TYPEの仕様に加えて断熱性と防音効果が格段に高いという装備「フルエアロウィンドウ」を採用し、ルーフには発電のためのソーラーパネルも標準搭載とした豪華仕様です。
内装、シンクや冷蔵庫の仕様もグッとグレードアップして、「一気に高級感が出てきたぞ。受ける印象が全然違うね」とこの豪華さに脇坂さんは一気にウキウキになりました。
「ここまでくると、完全に“家系”のキャンピングカーやね」(脇坂さん)。気になるお値段もグッと上がって851万2000円から。おぉぉ〜、なかなかの価格帯になります。
こうなったら「走りが気になる」。やっぱりレーシングドライバーのお2人、ノーマルの「ハイエース スーパーGL」とともにハイエースの走りをプロ目線でチェックです。
「あれ、ノーマルのスーパーGLの足がイイねー。普段乗っているヴェルファイアと感覚は変わらないよこれ。コミューター(人を乗せて移動する用途のグレード)であるスーパーGLに対して、A-TYPEはやはりバン(貨物用途)だからか、リアにずーっと違和感が残る微振動がある。そうね、はっちゃん、グレードが上がるとクルマはやっぱようなんねんな」。
「もっとも豪華なTYPE-Cは……重いな。軽快さが一切なくなって重たーいクルマになった。同じハイエースでもこんなに走りが変わるんだ。でも、周波数が緩やかになったというか、全ての動きが緩やかになった。この辺りはハイエースの基礎力というべきいいところなんだろうね」
「あらためてスーパーGL、これ……ちょっとアカン(イイ)ね(笑)」(服部さん)
「2リッターでエンジンパワーが足りなくて普通はトロくなるところすらも、人がポジティブに感じられるよう足とか色んなところの総合力がある。これがクルマの“バランス”なんだな。スーパーGL気に入っちゃったよ」(脇阪さん)
アレ……? キャンピングカーが欲しくてカスタムハイエースをチェックしに来たのに、ノーマルのハイエース(スーパーGL)を気に入っちゃった2人。「遊び用としてカスタムするにも、こういった基礎部分がしっかりしているから選ばれるんだろうな。ハイエースのポテンシャル、あらためて知ることができてよかった!」。
プロドライバーの2人にここまで言わせるハイエースってあらためて何かすごいですね……。脇阪さんは今後、どんなキャンピングカーを買うのでしょう。
ファンからも「軽キャンピングカーの選択肢もありますよ」「ハイエースの購入も考えてるので参考になります」「服部さんに薦められたら買ってしまうかも」などのコメントが多く寄せられていました。
(カナブンさん)
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