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Twitterで激論「子どもにGUCCIの財布は必要か」を受け、けらえいこさんが『あたしンち』の一編投稿 騒動への感想を聞いた(2/3 ページ)
けらえいこさんに話を聞きました。
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――こちらのお話は、いつごろに描かれたの作品なのでしょうか?
けらえいこさん:初出は、1999年9月5日の、読売新聞日曜版です。電子版の「あたしンち(8)」(2002年刊)に収録されています。
――現在Twitterで話題になっている「GUCCI騒動」について、どう思いますか?
けらえいこさん:私自身は庶民派ですが、大人になってからは、それなりに、ぜいたくもしました。だから、どちらの気持ちも分かります。でも、ふつうにお財布は、自分が働いたお金、またはお小遣いで買えばよいのでは、と思います。
――ご自身は、どちらかというと立花家の考えに近いんですね。
けらえいこさん:ただ、子供時代から良いものに触れると美意識が高くなって、センスいい大人になれる……っていう説は、「説」自体が魅力的ですよね。ハタから見ると、その通りになる人もいるし、別次元の苦労で苦しむ人もいて、単純な話じゃなさそう……。
――今回の漫画投稿が反響を呼んでいます。反響に対する率直な感想を聞かせてください。
けらえいこさん:反響に対する感想というのではないのですが、描き手の立場からすると、こういう複雑な話は、モチーフとして面白いですね。
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