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神奈川県、なぜ今回の地震では緊急速報出ず? 「津波の時にはあれほどきた警報が……」と県民から不満 →「神奈川県」がトレンドに(1/2 ページ)

「緊急速報メール」誤送信問題を受け話題に。

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 福島県沖を震源とする地震から一夜明けた17日、最大震度4を記録した神奈川県域で「緊急地震速報」が届かなかったことから、「津波の時にはあれほどきた警報が……」と県民の間で話題に。「神奈川県」がトレンド入りする事態になっています。

画像内テキスト 神奈川県
画像内テキスト 「神奈川県」がトレンド入り

 ことの発端は、1月に起きた県の津波に関する「緊急速報メール」誤送信問題。深夜から朝にかけ、合計626件もの緊急速報メールが送信され、「眠れない」などの苦情が殺到。黒岩県知事が「ホントに申し訳ございませんでした」「私自身も寝不足です」と謝罪していました。

 今回のトレンド入りは、その問題を受けたもの。なぜ今回、最大震度4を記録した神奈川県域に「緊急地震速報」が届かなかったのでしょうか。編集部は、神奈川県の「くらし安全防災局総務室」に話を聞きました。

 担当者によると、そもそも緊急地震速報は(津波注意報とは異なり)神奈川県ではなく気象庁が出しているもの。そしてこれが発表される条件は「震度4以上の揺れが予想される場合」と決まっています。しかし今回の地震では、神奈川県では事前に震度4以上が予測されず、そのため緊急地震速報も出なかったのではないかとのことでした。結果的には震度4が観測されたため「震度4で緊急地震速報が出なかった」という形となりましたが、緊急地震速報の運用としては通常通りで、特に不具合というわけではなかったようです。

 一方、これとは別に、神奈川県民とみられる人の中には、前回の津波注意報の際に緊急速報メールの通知をオフにしてしまっていたという声もちらほら。心当たりがある人はいま一度、緊急速報メールの設定が「オン」になっているか、確認しておくとよさそうです。

画像内テキスト 緊急速報メールの「オン」をお忘れなく

 


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