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神奈川県、設定ミスで緊急速報メール626件送信 県知事が謝罪「ホントに申し訳ございませんでした」「私自身も寝不足です」(1/2 ページ)

神奈川県で合計626件(地域別では最大20件)送信されていました。

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 神奈川県で1月15日深夜から16日朝にかけ、注意報を知らせるエリアメールが合計626件(地域別では最大20件)送信され「眠れない」と苦情が殺到していた件で、神奈川県知事はTwitter上で「委託業者が誤ったプログラムを設定していたこと」が原因だったと明らかにし、謝罪しました。

知事のツイート

 15日に発生したトンガでの大規模な火山噴火に伴い、同日深夜に日本の広域で津波注意報が発表されていました。問題となったのは、神奈川県内向けに発信されたエリアメールの過剰な件数。中でも横浜市、川崎市、横須賀市の各区では約7時間の間にそれぞれ20件が送信されました。

川崎市川崎区の例。合計20件のエリアメールが送信されている(画像はNTT DOCOMOが提供する全国の配信履歴より

 これを受け、黒岩県知事は「ただちに改修作業を終えましたが、二度とこのようなことのないように再発防止を徹底します」と報告。また、委託業者の設定作業ミスであっても県の責任であることに変わりはないと強調した上で、「ホントに申し訳ございませんでした」「私自身も寝不足です」と謝罪しています。

 Twitter上ではミスへの理解を示す声がある一方、謝罪時にかたかなで「ホントに」と、くだけた表現を使ったことや、寝不足アピールを添えたことに不信感を訴える声も多数上がっています。

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