特撮ドラマ「手裏剣戦隊ニンニンジャー」のモモニンジャー/百地霞役などで知られる俳優の山谷花純さんが「鎌倉殿の13人」(NHK)に、せつ(後の若狭局)役として出演。初の大河ドラマ出演を受け、「また一つ親孝行ができました」と喜びのコメントを寄せています。
小栗旬さん主演の「鎌倉殿の13人」は、鎌倉幕府誕生を背景に権力の座を巡る男たちと女たちの駆け引きが繰り広げられる作品。山谷さん演じる若狭局は、源頼家の妻妾となり長男の一幡を産むものの、やがて北条氏との権力闘争に巻き込まれていく人物です。
山谷さんは12歳で俳優デビューし、NHKの連続テレビ小説「おひさま」「あまちゃん」などに出演。「劇場版コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-」(2018年)では頭を丸刈りにして末期がん患者を演じ、2019年にはマドリード国際映画祭で主演映画「フェイクプラスティックプラネット」(2020年公開)の演技が評価され、最優秀外国語映画主演女優賞を獲得しました。
山谷さんにとって大河ドラマ出演は小学6年生のころから14年間追いかけてきた夢であり、「決まったと聞いた時には、あまりの嬉しさに涙が出ました」とコメント。時代劇から喋り方を学び、所作を覚えるために日本舞踊を習ったそうで、「若狭局は、燃えたぎる赤い情熱を絶やさない愛を貫く人。世界中を敵に回してでも頼家の味方でいるブレない愛を大切に演じたい」と意気込みを語っています。
出演発表後に山谷さんはSNSを更新し、「初大河が三谷幸喜さん脚本作品」「私は、出会いと運に恵まれています」とコメント。あらためて若狭局役への意欲をつづっており、ファンからは「ついに大河デビュー!」「気負いすぎずがんばって」「嬉しくてたまらんです!!」「大河、めちゃくちゃ楽しみにしています!」と、喜びや祝福のメッセージが多数寄せられています。
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