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博麗神主・ZUNさん「ゆっくり茶番劇」商標登録騒動について見解 「東方」二次創作としての「ゆっくり茶番劇」使用は問題なし(1/2 ページ)
むしろどんどん投稿した方が「不当な商標」への対策になるとも。
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文字商標「ゆっくり茶番劇」を、VTuberの“柚葉”さんが取得した件を受け、「ゆっくり茶番劇」の元ネタである「東方Project」の原作者、ZUNさん(@korindo)がTwitterで見解を発表しました。ZUNさんによると、法律の専門家に確認したところ、「東方Project」の二次創作として「ゆっくり茶番劇」動画を制作している場合「ゆっくり茶番劇」を使用しても商標権は及ばないとの見解が得られたとのこと。併せて、商標使用について不用意にライセンス契約の申込みなどを行わないよう注意を呼びかけています。
その他、万が一商標権者を名乗る人から、ライセンス契約の強要や金銭の要求などがあった場合、最寄りの警察署に相談することを検討してほしいとも。さらに、「ゆっくり茶番劇」が「東方Project」との関係で使用されるほど、「ゆっくり茶番劇」が著名となり、その分不当な商標への対策にもなるとし、むしろ「今後とも『ゆっくり茶番劇』の制作、発信を楽しんで頂ければ幸いです」と、むしろ制作・投稿することを推奨しています。
なお、ZUNさんの見解はあくまで「東方Project」にかかわる部分についてであり、「東方Projectの二次創作」として「ゆっくり茶番劇」を使用する場合についての見解にとどまっている点に注意が必要です。その他の詳細なケースについては同日、動画サービス「ニコニコ」を運営するドワンゴも見解を発表しており、こちらも併せて参照することをおすすめします(関連記事)。
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