韓国アイドル「NCT 127」、一部ファンの迷惑行為を“非常識”と非難 出待ちでの物品破損&無許可撮影などの発生に「非常に残念」(1/2 ページ)
出待ちは前提として禁止。
韓国のアイドルグループ「NCT 127」が6月1日に公式サイトを通じ、出待ちなどを行った一部ファンに注意勧告を行っています。
初のドームツアー「NCT 127 2ND TOUR ‘NEO CITY:JAPAN - THE LINK’」で日本国内を回っている「NCT 127」。公式の声明によると、5月22日の名古屋公演、5月28日と29日の東京公演を終えた後、大勢のファンが帰国するメンバーを追って空港に姿を見せており、「あまりにも酷く、マナーに欠ける行動」が確認されたとのことです。
「NCT 127」側は、「大前提といたしまして、メンバーの出入国など公式的なスケジュール以外でメンバーに会いにくる行為は禁止となっております」と断言。今までにも出待ち行為を一部把握していたものの、空港警備職員や運営スタッフの指示に従い、マナーを守っていたために黙認してきたとのことです。
しかし、両公演後には数百人のファンが空港に押し寄せ、決められたエリアを無視したばかりでなく、メンバーを取り囲むという非常事態が発生。集まった人の間で押し合いが起こったため、メンバーはもちろんのこと、空港を利用する一般客やスタッフがけがをしかねない状態に陥ったとしています。
「NCT 127」側は、「空港をご利用の一般のお客様の通行妨げ、空港に設置された備品の物品破損」「無許可撮影による肖像権侵害」「金銭の授受を伴う代理撮影」など、ファンによって引き起こされた悪質な振る舞いを“非常識”だと非難。“応援する気持ちを迷惑行為という誤った行動で表現する一部の方々”のため、グループがマイナスの方向に誤解されてしまったことを「非常に残念に思います」とも。
大多数のファンがマナーを守って応援しているとした一方、今回の騒動の中心となった人々には「自分の行動に関して、応援する気持ちの表現に関して、何が正しいのかを今一度お考えいただければと思います」と強い反省を促していました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.