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企業「あなたの強みは何ですか?」→むしろ私に教えてください…! 就活始めたて学生がぶつかるカベ4選

職業情報を提供するサイト「job tag」では、自分の興味や価値観とマッチする職業を見つけたり、漠然とした“やってみたい”のイメージからでも職業を検索したりできます。

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 人生の一大イベントのひとつとして立ちはだかる「就活」。毎年たくさんの学生が取り組んでいるだけあって、多くの人が共感する「あるある〜」というお悩みがやっぱり存在しています。特に就活始めたての頃は知らないことの連続で、苦労したという人も少なくないのではないのでしょうか。

 これから就活を始めようとしている人、就活真っ最中の人、または就活なんてまだまだ先だと思っている人も――読むと思わず「わかる」「それな」と言いたくなってしまうような、「就活ビギナーあるある」を集めてみました。

世の中にはいっぱい仕事がある――自分にはどんな職業が向いているんだろう?

最初の難関
調べれば調べるほど「多い……!」(イラスト:野田せいぞ)

 学生時代の終わりが見えてきて、そろそろ就職に向けて動き出さないと! と思い立って行動すると気づくのが「世の中に仕事ってめちゃくちゃいろんな種類がある」ということ。

 さまざまな業界があり、一つの業界の中にもたくさんの異なる職種があり……調べれば調べるほど、この広い世界の中でどうやって自分に合う職業を見つければ? と気が遠くなった人は少なくないはず。

初めての社会人――「働く」ことのイメージが湧かない!

どんな仕事か……ちゃんと知ってる?
い、言われてみれば……(イラスト:野田せいぞ)

 多くの就活生にとって、社会人として働く生活は未知の世界! 何となく会社員になってデスクワーク、くらいのイメージしかなかったけど……「総務事務」「経理事務」「営業事務」「一般事務」っていったい何が違うの? 

 気軽にチャレンジできたアルバイトとは違い、簡単にはやめられないと思うと、何をするのか、自分にできそうか、労働時間や賃金などなど……いろいろ気になることはあるけど、具体的なイメージがわかない! と不安になったり焦ったりすることもありますよね。

履歴書・エントリーシートの悩みといえばコレ――自分の「強み」って何!?

「あなたの強みは何ですか?」→むしろ教えてほしい
自己分析って難しい(イラスト:野田せいぞ)

 業種や職種で企業を選び、いざエントリーとなって……みんながぶつかるカベといえばこちら! エントリーシートで、面接で、いろいろな場所で求められる「自己PR」。「あなたの“強み”は何ですか?」と言われても、何かすごい特技や経歴を持っているわけでもないし、自分のことを客観的に見るというのも簡単ではないし……自己分析というのはとにかく迷宮入りしがち。

 やっとの思いでひねり出しても、自分で考えた自分の“強み”って、会社側から見ても本当にそうなのかな……と不安になったりもしますよね。仕事をしていく上で、私の“強み”としてPRできるものって何? 誰か、教えてください……!!

大切だっていうけど、何から考えれば――「仕事選びの軸」「キャリアプラン」とは?

「仕事選びの軸」「キャリアプラン」を面接で聞かれて動揺
「仕事選びの軸」、みんなはどうしてるの?(イラスト:野田せいぞ)

 それまで全然考えたことがなかったのに、就活を始めたらいきなり聞かれることが増えるのが「仕事選びの軸」「キャリアプラン」といった言葉。軸がないよりはあったほうがいいとは思うけれど、みんなどうやって考えてるんだろう? 「御社の志望理由」はいっぱい考えて臨むけれど、「仕事選びの軸」「キャリアプラン」を急に聞かれてしどろもどろ……そんな苦い思い出を持つ人もいるかもしれません。

 どのお悩みも、就活を始めると一度はぶつかると言っても過言ではない「あるある」のひとつ。未知の世界に飛び込んでいくための準備なので、わからないことだらけなのは当然……! 周囲の人々に質問や相談をしたり、就活サポートサービスなどを利用したりするのも手です。

 そして、就活に役立つツールのひとつとして無料で使えるのが、厚生労働省のサイト「job tag」(職業情報提供サイト(日本版O-NET))です!

トップページに「職業について、内容、就労する方法、求められる知識・スキルや、どのような人が向いているかなどが総合的にわかるサイトです」とある通り、このサイトから直接企業にエントリーするものではなく、職業についての理解を深めたり、自分の強みとなるスキルや興味・価値観について掘り下げたりするためのサイトです。

 「方向性は定まった、どんどんエントリーしていこう!」という前の段階――「まず自分に何が向いているのか知りたい」「それぞれの職業がどんなことをするのか、知識として知りたい」という人に特におすすめのサイト、job tag。ここからは就活ビギナーの方でもすぐに使える機能をいくつか紹介していきます。

・職業情報提供サイト「job tag」をのぞいてみる!

さまざまな切り口で「やってみたい」職業を探してみよう

質問に答えていくと、興味を持てそうな職業を教えてくれる

 仕事って、この世にありすぎ! どう探したらいいかわからない!……という人はまず、自分自身の興味・関心について知るところから始めるといいかもしれません。

 job tag内「適職探索」のさまざまなツールのひとつ「職業興味検査」では、仕事の内容について書かれている短い文を読み、少しでも興味を持ったら「やりたい」を、全く興味を持てなかったら「やりたくない」を押すという形式で、質問にどんどん答えていきます。

 診断結果では、どんな分野・業務への興味スコアが高かったかを分析して教えてくれるほか、診断結果から職業を検索し、マッチしそうな職業を具体的に知ることもできます。

 まだ本格的に就活に取り組んではいない、具体的な職種をイメージするに至っていないという人でも、「どんな職業とマッチするかな?」というお試し気分でトライしやすい機能です。「自分って、こんなことに興味を持っていたんだ」という気づきにもつながるので、就活を始めた人の自己分析にも役立ちそうです。

「なんとなく、これやってみたい」から検索できる

 なんとなく興味のある分野・やりたいことのイメージはある、だけどどうやって絞り込めば……と考えている人は、「テーマ別検索」を利用してみるのもおすすめです。

 job tagに掲載される500以上の職業が「調査・研究する」「教える、指導する、育成する」「本や雑誌を創る・造る」「販売する、営業する」というようなシンプルなテーマに分けて整理されています。ピンと来るものをクリックすると、そのテーマに沿った職業として具体的にどんなものがあるのか知ることができます。

それぞれの職業の働き方について、検索結果から詳しく知ることができる

 「職業興味検査」の結果や「テーマ別検索」などで検索条件に合う職業が一覧で表示されると、そこから各職業の詳細情報を見ることもできます。

 仕事の内容だけではなく、実際に働いている人の動画、その仕事に就くために必要なスキルなどの情報がまとまっています。さらに年収や労働時間等の統計データまで見られるので、働いている自分の姿もイメージしやすくなりますね。

業界の中での各職業の位置づけを、詳しく調べてみよう

業種や職種という切り口で職業について学ぶことができる

 業界や職種はだいたい絞っているけれど、その中でどんな仕事があるのかを詳しく知りたい……という人は、「業種や職種を知る」コーナーで情報収集するのがよさそうです。

 「事務」の仕事にも「総務事務」「人事事務」「経理事務」などさまざまな種類があったり、「IT業界」も「ソフトウェア分野」「ハードウェア分野」「インターネット分野」など細かく分かれていたり……学生のうちはなかなか想像できない、職業の世界をいろいろな角度から俯瞰的に学ぶことができます。

・職業情報提供サイト「job tag」で、気になる職種を調べてみる

自分の“強み”を見つけよう

  • アルバイトや学生時代の経験で培ったスキルなど自分の強みを整理できる

 また、アルバイトなどの学生時代の経験から「適職を知る」コーナーの「しごと能力プロフィール検索」機能を活用することもできます。

 アルバイトをしたことがある人は、経験したことがある業務を選択して進むと、その業務に従事している人が持つスキル・知識などを「しごと能力プロフィール」として可視化して表示してくれます。履歴書やエントリーシートの自己PR欄に何を書いていいかわからないという人は、診断結果を参考にしてみるのもいいかもしれません。

 アルバイトなど働いた経験がない場合、職業を選択せずにSTEP2に進みます。学業やサークル・クラブ活動、インターンシップなどでの経験を振り返り、そこで培われたスキルや知識を入力して「しごと能力プロフィール」を作ってみましょう。

 作成した「しごと能力プロフィール」とマッチする職業を検索すれば、自分の“強み”を活かせそうな職業が表示されます。

 マイリストに「しごと能力プロフィール」を保存して、興味のある職業で必要とされているスキルや知識などの項目と比較してみるといった使い方もできます。自分の強みとしてアピールできるスキルは何なのか考えたい、そんな人に使ってみてほしい機能です。

  • 職業適性テストを受けて、その結果に合った職業を検索できる

 さらに、アルバイトなどの就業経験がない人でもトライできる機能として「簡易版職業適性テスト (Gテスト)」があります。

 こちらは算数や国語のテストのようなイメージで、制限時間内に問題をどんどん解いていくことで「空間判断」「言語」「数理」の3つのスコアを出し、そのスコア分布によって向いている可能性のある職業を検索することができます。

 自分の“強み”をさまざまな切り口で分析してくれたり、“強み”とマッチする職業を教えてくれたりするのはありがたいですね……! 

自分の価値観と向き合える

質問に答えていくと、仕事選びの中で自分が重視する要素を教えてくれる

 就活を進めるうえでは間違いなく大切だけれど、導き出すのはなかなか難しい「仕事選びの軸」「キャリアプラン」。job tagでは、「適職探索」内の「価値観検査」がそれらを考えるヒントになりそうです。

 この事柄はあなたにとってどの程度重要ですか? というテーマのもと、業務内容からプライベートとの兼ね合いまで、“仕事”におけるさまざまな要素について自分がどれくらい重要視しているかを答えていきます。診断結果では、自分がどんな職業・職場でならやりがいを感じられるかという価値観がスコア化されて表示されます。

 診断結果を見るのはもちろんですが、質問に答えながら「自分は仕事とプライベートとの両立を重視したいな」「自分で決められる権限が大きい仕事のほうがやる気が出るな」と考えることも、自分自身の「仕事選びの軸」を見つけていくのに役立ちそうです。

「自分にはどんな職業が向いてそう?」「あの職業ってどんなことをするの?」が解決できるサイト、job tag

 job tagは、学生以外の既卒の人、異業種への転職を考えている社会人の転職活動でももちろん使えます。社会人になっても、自分が従事している業界以外の分野についてはぜんぜん知らない、ということってよくありますよね。

 メールアドレス登録などをしなくても簡単に利用できるので、思い立ったらすぐに各種機能を使ってみることが可能です。就活真っ最中の人も、そうでない人も、ぜひ一度アクセスしてみてください!

・職業情報提供サイト「job tag」をのぞいてみる!


提供:厚生労働省
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2022年8月29日

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