Twitterがイーロン・マスクの買収撤回を契約違反として提訴 イーロンは「皮肉だな」とツイート（1/2 ページ）

Twitterとイーロン・マスクはbot比率の開示や幹部の解雇などの問題で対立していました。

[ねとらぼ]

　Twitter社が、イーロン・マスク氏をデラウェア州衡平法裁判所に訴えると発表しました。記事執筆時点、マスク氏は訴訟について明確に言及していません。

　TwitterのCo-CEO（共同経営者）であるブレット・テイラー氏は、7月13日、「Twitterは、イーロン・マスクの契約上の責任を追及する訴訟をデラウェア州衡平法裁判所に起こした」という内容のツイートを投稿。ニューヨークタイムズ紙に掲載された訴状によると、マスク氏の買収撤回を契約違反だとして提訴しているとのことです。

訴状（画像引用：米New York Times「Twitter Sues Musk After He Tries Backing Out of $44 Billion Deal」に掲載された訴状）

　マスク氏とTwitterとの間では、アクティブユーザーに占めるbotの比率の開示に関して行き違いが起こっていました。マスク氏は7月11日にbotの比率を裁判で開示することになるのを笑うような画像をツイート。13日にTwitterの提訴が発表されると、「皮肉だな」と投稿しましたが、訴訟との関連があるかは不明です。