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芋ジャーの快進撃が止まらない! 「イカゲーム」“ドラマ版アカデミー賞”エミー賞で14部門ノミネート(1/2 ページ)

非英語作品の作品賞ノミネートは初。

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 Netflixで配信中の韓国ドラマ「イカゲーム」が7月12日、テレビ界のアカデミー賞と目されるプライムタイム・エミー賞で14部門にノミネートされました。ドラマ部門作品賞では、英語以外の言語作品は初のノミネートとなります。

「イカゲーム」がプライムタイム・エミー賞14部門にノミネート
「イカゲーム」といえば不気味なヨンヒ人形(画像は「イカゲーム」 公式Instagramから)

 同作は年齢も境遇もバラバラな456人が456億ウォン(約45.6億円)を目当てに、命を懸けて戦うサバイバル・デスゲーム・ストーリー。2021年9月に全世界で配信がスタートすると韓国国内だけでなく世界的な高い評価を獲得し、しゃれっ気ゼロの緑のジャージー姿でゲーム参加者のコスプレを著名人が楽しむまでに(関連記事)。1カ月で1億4200万世帯が視聴し、世界94カ国で視聴ランキング1位になりNetflix史上最高の視聴数を記録していました。

 賞レースでも圧倒的な強さを発揮し、北米での放送作品を対象とし英語作品がメインとなる放送映画批評家協会賞のテレビ部門では外国語作品賞、主演男優賞の2冠を獲得。さらに第28回SAG賞(全米映画俳優組合賞)では主演男優賞、主演女優賞、スタント・アンサンブル賞の3冠に輝きました。

「イカゲーム」がプライムタイム・エミー賞14部門にノミネート
ソン・ギフン役のイ・ジョンジェは主演男優賞候補(画像は「イカゲーム」 公式Instagramから)

 同作の公式Instagramは、テレビ界最高の栄誉とされるエミー賞でドラマ作品賞を含む、14部門でノミネートされたことを報告。初の非英語作品のノミネートで、「歴史を築いています。新境地を開拓したキャストと映画製作者の皆さん、おめでとうございます!」と祝福コメントを出しています。

 主演のイ・ジョンジェはドラマ部門主演男優賞、チョン・ホヨンは助演女優賞、パク・ヘスとオ・ヨンスは助演男優賞、ディレクターのファン・ドンヒョクは監督賞と脚本賞にノミネートされており、イ・ジョンジェは同作公式Instagramと、自身の所属事務所の公式サイトを通して「心から感謝します」とコメント。

 続けて「素晴らしい俳優の方々と一緒に名をあげることになりとても光栄だ。『イカゲーム』に多くの愛を与えてくれる全世界のファンの方々、そして一緒に汗を流した『イカゲーム』チームと、この喜びをともにしたい」と胸の内をつづりました。

「イカゲーム」がプライムタイム・エミー賞14部門にノミネート
セビョク役のチョン・ホヨンは助演女優賞候補(画像は「イカゲーム」 公式Instagramから)

 また同作はすでにシーズン2の制作が決定済み。ファン監督は「スーツ姿のめんこ男にもまた会えるかもしれません。ヨンヒのボーイフレンド、チョルスも登場します」とコン・ユが演じた謎のめんこ男や、“だるまさんがころんだ”で登場しゲーム参加者を恐怖の渦に陥れた巨大なヨンヒ人形のボーイフレンド「チョルス」なる新たな脅威について言及。「全く新たなゲーム、そして最高の物語をご用意して、皆さまをお待ちしています」とコメントしています。

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