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好きな作家の作品でアンソロジーを編める企画が「最高」「需要ありすぎる」と話題 販売元に始めたきっかけを聞いた(1/4 ページ)
編集部でも実際に購入して、オリジナルのアンソロジーを作成しました。
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「自分で好きな作家の好きな短編を集めてアンソロジーが組めてしまう」――そんな夢のような商品がTwitterで大きな注目を集めています。編集部では、販売元である出版社・田畑書店の代表取締役・大槻慎二さんにインタビューし、実際に購入して短編集を編んでみました。
話題となっているのは、田畑書店が販売する「ポケットアンソロジー」という商品。紀伊国屋書店新宿本店で同商品を発見したnaru(@naru_di)さんが、抑えきれない興奮をツイートして注目を集めました。
「ポケットアンソロジー」では、外装となる「ブックジャケット」(1980円)に、短編小説1篇が収録されている「作品リフィル」(各330円)をいくつか組み合わせてとじることで、オリジナルの短編集を作成することができます。
ラインアップは、芥川龍之介『藪の中』『地獄変』や太宰治『女生徒』、井伏鱒二『山椒魚』といった近代日本文学の名作が中心。また、小説のみならず寺田寅彦のエッセイや中原中也の詩なども取り扱っています。
Twitterでは、「ポケットアンソロジー」に対して「魅力的すぎる……」「ぜったい楽しいやつ」「短編集オタクとしては夢のある企画」などワクワクする声が寄せられています。中には、「芥川アンソロジー作ったった」とすでに自分なりの短編集を作成した人までいました。
一体どのような背景から「ポケットアンソロジー」は生まれたのか。今後はどう展開していくのか。編集部は販売元である田畑書店の代表取締役・大槻慎二さんにインタビューしました。
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