中学生の女の子が、宿題の読書感想文が嫌すぎるあまりに放った衝撃的な言葉が、Twitterで話題になっています。それを言っちゃったか……!
娘の言葉をイラストと共に投稿したのは、moro(@moro000000)さん。娘さんが中学生のころのこと。娘さんは宿題に出た読書感想文を書きたくないあまり、こんなことを言ったと言います。
「誰かが書いた本で それを読んだ誰かが書いた感想なんて 誰が読みたいと思うのよー」。娘のこの開きなおった指摘を聞いたmoroさんは、今まであえて誰も触れてこなかっことを「言った」と感じたのだとか。確かに、そう考えるとわざわざ感想文を書く気が無くなってしまいます。
この娘さんの発言に、Twitterではさまざまな反応が集まりました。過去に読書感想文という宿題に苦しんだ記憶がある人は少なくないようで、「そのとおりだ!!」「全く同じこと思ってた 人の感想文読む暇あるならその本読めだわさ」「宿題にして無理矢理感想を強要されてる感じがね」といった娘さんへの共感の声がみられます。
一方で、「自分は読書メーターとかアマゾンレビューで他の人の感想読むの好き」「私は、書評を読んでその本に興味を持つことがあります。 書評、面白いですよ」「映画の感想とか読むの好きやけどなー 自分が気付かなかった事も『あー そういう事か』ってなったりするし 見てない映画なら『見てみたい』って見に行くきっかけになったりもするし」と、感想文を読むのが好きな人からの声も多数集まっています。
また、「その本を書いた作家さんは読みたいんじゃないかな……」と、本を作る側の視点に立った意見も。読む人が分からない「読書感想文」ではなく、作者さんへの「お手紙」や、友達や先生への「本の紹介文」「おすすめ本レビュー」という宿題なら、楽しんで書ける上に、他の人が書いたものも読みたくなるかもしれませんね。
2021年には「読書感想文の書き方」のプリントが話題になるなど、娘ちゃんのように苦しむ人が少なくないためか、夏休みの度に盛り上がりを見せる読書感想文の宿題(関連記事)。長年定番の宿題ですが、子どもたちがより楽しく本に親しめるよう、新たな取り組みやアイデアが必要になっているのかもしれません。
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