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東京駅「駅弁屋 祭 グランスタ東京」誕生10年! 東京駅の名物駅弁もピリッとスパイシーに変身中東京「夏チキン弁当」(950円)(1/2 ページ)

全国各地の駅弁を買える東京駅の「駅弁屋 祭」。今回はあえて、「東京」の限定版名物駅弁を紹介します。

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ニッポン放送

 「駅弁」食べ歩き20年・5000個の放送作家・ライター望月が、自分の足で現地へ足を運びながら名作・新作合わせて、「いま味わうべき駅弁」をご紹介します。

東京「夏チキン弁当」(950円)
東京「夏チキン弁当」(950円)

【ライター望月の駅弁膝栗毛】

 東京駅の人気スポット「駅弁屋 祭 グランスタ東京」が、オープンから10周年を迎えます。毎日、日本各地の人気駅弁の多くが揃う風景は圧巻。鉄道利用者の減少に頭を抱えている地方の駅弁業者の皆さんのなかには、なくてはならない存在と捉えているところもあります。全国の駅弁のアンテナショップともいえる「駅弁屋 祭 グランスタ東京」で、今回は東京のご当地駅弁の数量限定バージョンを選んでみました。

東京「夏チキン弁当」(950円)
E2系新幹線電車「やまびこ」、東北新幹線・大宮〜上野間

 今年(2022年)もいよいよ帰省シーズン。お盆期間中は昨年より多くの座席が売れているものの、コロナ禍前ほどには回復していないようです。とはいえ、これからの時代は一斉に休みを取って大混雑するより、分散して休みを取り、“そこそこの盛況”が安定して長く続く旅行スタイルへと移行していきたいところ。“ふるさとは遠きにありて……”と云われますが、“ふるさとは普段から行き来しながら見守るもの”へと変わってきているようにも感じます。

東京「夏チキン弁当」(950円)
東京駅「駅弁屋 祭 グランスタ東京」(画像提供:JR東日本クロスステーションフーズカンパニー)

 各新幹線の始発駅・東京駅の「駅弁屋 祭 グランスタ東京」が、平成24(2012)年8月9日の開店から丸10年を迎えます。前身の「駅弁屋旨囲門」をリニューアルする形で、“毎日が駅弁まつり”をコンセプトに誕生。いまや東京駅にはなくてはならない人気スポットになりました。全国の駅弁屋さんから毎日150種を超えるバラエティ豊かなご当地駅弁が、さまざまな輸送手段で届けられて陳列され、“日本一の駅弁店”とも云われます。10日まで、10周年を記念してJRE POINTに登録したSuicaで駅弁等を購入すると、JRE POINTが「10倍」貯まるキャンペーンも行われています。

東京「夏チキン弁当」(950円)
夏チキン弁当

 新幹線の旅に欠かせない東京の駅弁と言えば「チキン弁当」。昭和39(1964)年の誕生以来、人気のロングセラー駅弁となっています。そのチキン弁当に、クリスマス版・春色版に続く季節バージョンの第3弾として、7月21日から「夏チキン弁当」(950円)が、数量限定で新登場しました。青い海のパッケージに“トリさん”が波乗りをするイラストが描かれていて、私たちを夏の旅へと誘ってくれます。

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