東京駅「駅弁屋 祭 グランスタ東京」誕生10年! 東京駅の名物駅弁もピリッとスパイシーに変身中:東京「夏チキン弁当」(950円)(2/2 ページ)
全国各地の駅弁を買える東京駅の「駅弁屋 祭」。今回はあえて、「東京」の限定版名物駅弁を紹介します。
【おしながき】
- カレー風味の炊き込みご飯 揚げ茄子煮 ヤングコーン グリンピース パプリカ ドライトマト
- 鶏の唐揚げ
- 鶏の唐揚げ(ピリ辛たれ和え)
- ピリ辛フライドチキン
- 煮玉子
- 野菜のピクルス
長年、期間限定版のチキン弁当でもトマト風味ライスが定番でしたが、今回は大変身! ご飯にカレー風味の味付けが施され、揚げ茄子やヤングコーン、パプリカや煮玉子が載り、華やかな夏の雰囲気が感じられます。さらに鶏の唐揚げにも、ピリ辛チキンと韓国風ピリ辛たれ和えチキンが加わって、スパイシーな味わいとウキウキ感で気持ちが上がります。JR東日本クロスステーションフーズカンパニーによると、お盆期間はまだまだ楽しめるそう。なお、今回はレギュラーのチキン弁当も併売していますので、食べ比べもできますね。
先日、週末の伊豆へ向かう特急「踊り子」号に揺られると、ほぼ満席の盛況ぶりでした。東京駅で買い求めた駅弁を召し上がっている方も多く、少しずつ普通の夏に戻っている風景はとても嬉しいものです。青くてスパイシーな夏チキン弁当を片手に出かけてみたい夏の鉄道旅。出かけた先には、東京駅では見かけることのできないご当地の味がギュッと詰まった駅弁が待っています。「駅弁屋 祭 グランスタ東京」で美味しい駅弁に出逢ったら、今度はぜひその駅弁のふるさとへ自分の足で訪ねてみてください。
(初出:2022年8月8日)
連載情報
ライター望月の駅弁膝栗毛
「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!
著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/
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