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「断水は精神的にツライ」静岡の被害報告止まず 国交省や自衛隊のみならず民間の支援呼びかけも(1/2 ページ)
一部報道によると、解消時期は10月初旬になる見通しとのこと。
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台風15号にともなう記録的な大雨の影響で、静岡県静岡市清水区で断水が発生しています。SNS上では区民とみられるユーザーによる被害報告が相次いでいます。地元のニュースサイトの報道によると、解消時期は10月初旬になる見通しとのことです。
静岡市の公式サイトによると、断水については復旧作業をしているものの、9月25日時点では施設復旧・断水解消のめどが立たない状況とのこと。清水区内27カ所で給水車などによる応急給水を実施しています。
静岡市長の田辺信宏さんは9月25日、市の公式Twitterアカウントで市民に対して「施設の破損は甚大です。現在は人力で復旧作業を進めておりますが、機械での作業が可能となれば、最短で4日間での給水、まずは生活用水の給水が順次可能となる見込みです」と発信しています。
SNS上では公的な支援のみならず、民間からも静岡市内の酒蔵「萩錦酒造」が湧水を提供したり、和洋菓子店「田子の月」が全店舗で人々からの水や簡易トイレ、飲み水などの救援物資を回収して、「田子の月 清水店」から区民に届けたりする支援を開始しました。
また、著名人からは、自身も清水区出身である女優の広瀬アリスさんが「静岡の皆さん、大丈夫ですか? 母親から連絡が入った時衝撃を受けました。何か困ってること、必要なものがあればコメントください。出来る限りのことはしたいと思っています。乗り越えましょう」と、支援の意向を明らかにしています。
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