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ミニ四駆のタイヤに冷えピタを巻いて走らせる、狂気じみた実験動画が笑いを呼んでいます。いったいどうなっちゃうんだ?
実験をしたのは、工作系YouTuberのきすみ(@ksmhope/YouTube)さん。ミニ四駆がジャンプ後の着地時にバウンドすると、再び接地して加速するまでにロスが発生してしまう点に着目しました。
ならば、着地時に跳ねにくいタイヤをはかせればいいのでは? と思いついた素材が冷えピタでした。その強力な粘着力で、ジャンプ後も路面に吸い付いてがっちり進もうという算段です。「粘着力」とか「吸い付いて」とか、嫌な予感のする要素は多いけれども……。
冷えピタを細切りにしてタイヤに巻き、いよいよ走行実験がスタートしました。しかし、ミニ四駆はしっかりと路面にグリップし……グリップしすぎて1ミリたりとも進めないのでした。粘着力ーッ!
それでもめげずに、きすみさんは次の手を打ちました。今度は冷えピタのジェル部分に水を吸わせ、粘着力を落としつつクッション性を高める奇策に出たのです。
走らせてみると、ミニ四駆は着地時にまったく跳ねず、当面の目標は一応達成できました。ただ、その要因は「そもそも跳ねるほどのスピードが出なかった」だけなので、結局のところミニ四駆は以前よりもずっと遅くなったのでした……。
実験は切ない結果に終わりましたが、その発想は天才的であると、コメント欄では好評を博しました。きすみさんはほかにも、強化した洗濯機のおもちゃでバターらしきものを作ったり、電動消しゴムや鉛筆削りを毎分2万6500回転のラジコン用モーターでパワーアップしたり、挑戦的な工作に取り組んでいます(関連記事)。
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ホントはうらやましかった。