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英人気テレビ司会者、レストラン従業員への“虐待”告発で出禁に 謝罪するも「誠意がない」「直接スタッフに謝罪すべき」(1/2 ページ)

サービス係は震えていたとのこと。

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 米トークバラエティ番組「レイト×2ショー with ジェームズ・コーデン」の司会者として知られる英コメディアンで司会者のジェームズ・コーデンが、出入り禁止を言い渡されていたニューヨークのレストラン経営者キース・マクナリーへ謝罪し和解しました。ジェームズはキースが経営するレストランで、サービス係への対応のひどさを暴露されていました。

ジェームズ・コーデンが出禁になったレストラン経営者へ謝罪
ジェームズの言動を強く非難(画像はキース・マクナリーのInstagramから)

 キースは10月17日(現地時間)にInstagramへジェームズの顔写真を投稿し、「ジェームズ・コーデンはコメディアンとしては素晴らしい才能の持ち主だが、人間としてはちっぽけなばか野郎だ」とジェームズを強い調子で非難するコメントを添えました。

 「ダウンタウンを発明したレストラン経営者」といわれるキースが経営するレストランのひとつ、「バルタザール(Balthazar)」開業25年以来、ジェームスはサービス係に対し最も“虐待的な”客であり、めったにしないことだが出入り禁止処分にしたと述べています。

 キースが説明するところによると、ジェームズはまず6月に来店した際、マネージャーへ髪の毛が入っていたと見せたとのこと。そして申し訳なさそうにするマネージャーに飲み物のサービスを要求し「そうすればイェルプ(飲食店の口コミサイト)なんかで意地悪なレビューを書かずに済むから」と言ったといいます。

ジェームズ・コーデンがレストランに出禁
「バルタザール」店内で、キースと従業員(画像はキース・マクナリ―のInstagramから)

 さらに10月9日にも同レストランにて夫婦でブランチを取っていた際には、ジェームズの妻が注文した卵黄のオムレツに少し卵白が混じっていたとサービス係に告げたといいます。サービス係はマネージャーへ伝え、料理をもう一度作り直しましたが、今度はオムレツにサラダの代わりにホームフライ(じゃがいもの揚げ焼き)が添えてあったとのこと。ジェームズは「自分の仕事ができないのか! 自分の仕事が!」と「狂ったように怒鳴り始めた」そうです。

 サービス係はマネージャーをテーブルに呼び、マネージャーが料理を下げシャンパンをサービスすることでその場は収まったそうですが、マネージャーはジェームズが「自分には親切だったがサービス係には意地悪だった」と述べ、サービス係はその出来事のあと震えていたとのこと。

 この投稿の数時間後、キースは再度ジェームズの顔写真を投稿し、本人から「電話があり、深く謝罪」され、自身が「人一倍失敗が多いので、セカンドチャンスを強く信じている」と謝罪を受け入れたことを明かしました。キースはまた「レイト×2ショーの司会を9カ月させてくれるならバルタザールの出禁を取り消すよ」とジョークを飛ばしつつジェームズへの出入り禁止を取り消したことを告げ、「全ては許される」との言葉で締めくくりました。

ジェームズ・コーデンがレストランに出禁
投稿からすぐに謝罪したというジェームズ(画像はキース・マクナリ―のInstagramから)

 ジェームズが司会する「レイト×2ショー」の「カープール・カラオケ」は日本でもハマる人が多い人気コーナー。人気セレブの赤裸々トークを引き出す腕だけでなく、チャーミングなキャラと歌もこなす器用さがウケ、日本では化粧品メーカーSK-IIのCMで渡辺直美さんと共演したこともあります。

 今回のジェームズへの告発へは、「サービス業への人々への接し方でその人がどんな人かよくわかる」「TVからも出禁にしたらいいんじゃない?」「卵黄のオムレツからどうやったら卵白のかけらを発見できるんだよ」など多くの人が怒りを感じたというコメントを寄せました。

 さらに謝罪があったことを明かす投稿へも、「でも彼は自分の行動を全面的に改める必要があると思う。虐待しているのはどうやらこのレストランの従業員だけじゃないみたいよ」「彼の謝罪にはほとんど誠意がないと思う」「だめだよ、彼は直接スタッフに謝罪すべき」と厳しい言葉が並んでいます。

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