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学校を休みがちな児童に対して「絶対に言ってはいけない言葉」が話題に 現役教師が注意する内容に同意の声(1/2 ページ)

児童に対して言わせないようにするのも大変そうです。

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 「もっと早く知りたかった……!」と思ってしまうツイートを、イラストと一緒にご紹介する企画「気をつけましょう」。今回は学校で子どもを教育するにあたって、気を付けなければならないお話です。

気をつけましょう (イラスト:野田せいぞ

思うのはいいけど言っちゃダメ

欠席者と給食のおかわりを紐付けている児童がいたら注意。「思うのはいいけど言葉にださないこと」と学級に必ず話をする。万が一久しぶりに学校に来られた子がいた時に「〇〇がきたから今日のぷりんおかわりないじゃん最悪」みたいなことを言ってしまったら取り返しがつかないことになるからだ

(アイムフリーさんのツイートより)

 教師であるアイムフリー(@TeacherhaGreat)さんのお話。「欠席者と給食のおかわりを結び付けている児童」がいる際には、かならず「思ってもいいけど、絶対に言葉には出さないこと」とクラスの全員に言い聞かせるそうです。

 これには非常に重い理由があります。休みがちで久しぶりに学校へ来た児童に対して「お前が来たから今日のおかわりがない」などのような言葉をかけてしまうと、その児童は「自分は学校へ来てはいけないんだ」と捉え、結果として学校に来たくなくなってしまうなど「取り返しのつかない」事態に陥ってしまうのです。

 このツイートには「これ言われたことあるわ。だから私は休んだ方がいい人間なんだろうなって思ってた」「娘が不登校で久しぶりに登校した際、担任の先生が『今日は牛乳残りませーん』児童『あ、今日は来てるからか』と言うやりとりを聞いて 娘『私は学校に来たらアカン人やねん』と行けなくなった事を思い出しました」「言ってしまったらフォローはできても取り消すことができないってこと、大切に考えたいですよね」など、実体験と照らし合わせ、絶対に言わせてはいけない、とする声が多数寄せられています。

記事:たけしな竜美(@t23_tksn

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