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PSで「Mount & Blade II」というゲームが発売されましたが昼夜逆転して生活崩壊しかねないやつだから注意してほしい、という話(2/3 ページ)

また朝までやってしまった。

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武将になるか知将になるか

 戦争では、用兵が得意な武将が前線で戦い、頭脳に長けた知将が後方で支援することが重要です。ここまでの話だとプレイヤーは武将として生きることしかできなさそうですが、同作にはステータスの割り振りがあり知略に振りまくれば知将にもなります。

 武将としての能力は仲間にした味方に任せ、戦闘では後方からクロスボウをちまちま撃つことに専念したり、なんなら戦闘は全て自動戦闘に任せる完全知将プレイも可能。まずは戦闘系のステータスに振って戦闘を堪能することをお勧めしますが、慣れてきたら知将プレイするのも違った楽しみ方ができるはずです。……1周が長いのでまだ知将プレイはやったことないのですが。

 なんなら役割全部俺! という感じで万能に生きることもできます。が、ステータスが器用貧乏になるので基本的にはどちらかに割り切った振り方をするのが良いようです。選手権監督は難しい。『SLAM DUNK』の藤間で学んだので知っている。

Mount & Blade II: Bannerlord 特に息子や娘は極振り型にすると役に立つ

頼むから言う事聞いてください貴族の皆さん4カ国から襲われています宣戦布告の提案じゃないんだよぉぉぉっ!!

 ゲームが進みどこかの王に仕えていると。だんだんと気付いてくることがあります。王も貴族諸侯のみなさんも……頭の方が……よろしくない……?

Mount & Blade II: Bannerlord 攻めどきだよ! 攻めどきなんだよ!! 全会一致で否決されたぁぁぁ

 明らかに今攻めるのはきついところに宣戦布告しようとしたり、一気に攻め込むべきところで和平を提案しようとしたりと、思い通りに行きません。活躍していると獲得できる「影響力」を行使すればある程度決定を覆せますが、しょせん自分は諸侯の1人。自分vs大多数の諸侯になれば、影響力を最大まで使っても意見は通りません。

 そんな諸侯や王にいら立ちを覚えながら忠誠を尽くしても良いですが、やはり国は自分の思い通りに動かしたくなるもの。見切りをつけて独立する選択もあります。

 独立直後は弱小勢力になってしまう上に元所属国から恨まれ狙われますが、この苦難さえ乗り切ればあとは自由。各地から王に不満を抱えている貴族たちを引き抜き、自分の思い通りの国を作れるのです。ヒャッホウ!

 そして国が大きくなり、多数の貴族を抱えるようになると、貴族たちが明らかに攻めるべきじゃない国への宣戦布告を全員で要求してきます。とはいえ、あなたは王。全員の意見に反対する権利も持っているのです。というわけで、全会一致の宣戦布告を否決しましょう。影響力1400を使って。あれ、影響力……800しかないや……。

 いくら王といえども、全配下貴族の要求を否決するには、圧倒的な影響力でねじ伏せないといけません。そして1回ねじ伏せても、また新たにじゃあこっちに宣戦布告しろと全会一致で別案がすぐ上がってきます。影響力の枯れたあなたは、望まぬ宣戦布告をさせられるのでした。ああああああ計画があああああ!!

 そう、このゲームはとにかく自分以外の諸侯たちとの衝突が常に避けられません。貴族であれば王と味方諸侯たちの意見が、王であれば配下貴族たちがあれやこれや言ってきて都度「あああああ!!」とさせられます。しかし、彼らは戦争になれば味方としてちゃんと戦ってくれる味方。無下にもできません。

 この諸侯たちのわがままとの調整も、またM&B2の醍醐味の1つ。いかに諸侯たちとうまく付き合っていくかの立ち回りを考えるのも、貴族や王の努めなのです。この立ち回りをマスターせずして、天下は得られません。

 まあ、どんなにうまく立ち回ってもマジで予想外のところに宣戦布告案を出してきてやっぱりああああああ!! させられるのですが。本当にもうあああああああ!! だよ諸侯諸君。

いつか役に立つかもしれないワンポイント集

 最後に、これからM&B2の世界に入る諸侯の皆さんのため、襲い来る無数の「分からん」で私が最初につまずいたポイントの解法や答えを以下に箇条書きで書き記しておきます。今は読んでも意味が分からないと思いますが、プレイを進め来たるべきときに見返していただければお役に立てるかもしれません。このアドバイスが、挫折しそうになった皆さんの一助になれば幸いです。

  • 初プレイは最低難易度から
  • 「サンドボックス」はメインクエストが存在しない完全自由モード
  • 初心者のうちは片手武器、慣れてきたら両手武器が強い
  • 最初はクロスボウが強いが育ってくると弓が強い
  • 騎乗中は長弓系とヘビークロスボウ系は使えない
  • 闘技場は得るものしかないので毎回参加する
  • 鍛冶も得るものしかないのでできるだけやる
  • コンパニオン(味方になる固有キャラ)は辞典の「英雄」→「放浪者」にチェックを入れると出てくる。所在地に向かい酒場に行けば勧誘可能
  • 別行動中のクランメンバーはクラン情報画面右上のボタンから呼び戻せる
  • 偵察、家令、医学、工学はコンパニオンに役職を指定すれば任せられるので上げない選択もあり
  • キャラクター画面名前横のオレンジ色の丸はパークが振れるキャラの数。フォーカスとステータスは振れるキャラがいても何も出ない
  • レベルが赤くなっているスキルはレベル上限なのでフォーカスポイントかステータスを振らないと上がらない
  • 闘技場でパークが振り直せる。ステータスとフォーカスは振り直せない
  • 無意味そうな「魅力」ステータスは後半で重要
  • 傭兵として仕えている場合は出国してもペナルティーはない
  • 領土所有権投票は「所有領土が少ない」「近くに別の領土を持っている」「陥落させた戦闘に参加していた」「軍勢が強い」クランが選ばれる。領土0だと特に選ばれやすい
  • 町の「忠誠」は領土と領土所有者の文化が同じじゃないと大きく下がる
  • 兵士採用のグレーアウトしている兵は対象の名士や商人との関係が上がると徴集できる
  • 軍隊の結束力は軍隊画面右上の「+10」ボタンで補充できる
  • 食料は種類をたくさん持っていると士気が上がる
  • 馬や家畜は持ちすぎるとマップ移動速が落ちる
  • 全領土失った国も王のクランが残っている限り滅亡せず延々荒らしてくる。全員処断で根絶やしにするか逃亡防止スキルを取って牢屋に入れておくしかない
  • 現バージョン(ver1.0.1)時点では妹や娘を嫁に出しても相手クラン所属になるだけで特にメリットはないっぽい
  • 現バージョンは不具合もまだ結構ある

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