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災害時の情報収集時に気を付けるべきことをまとめた資料が「参考になる」と話題です。デマや疑似科学、陰謀論で不安をあおられないためには、どうすべき?
注目されているのは、認定NPO法人・全国災害ボランティア支援団体ネットワークが2021年に公表した資料。雲研究家の荒木健太郎さん(@arakencloud)が紹介し、注目を集めました。
資料に書かれているのは「信頼できる情報の見分け方」。最新の情報なのか、情報のソースはどこか、発信者は誰かといった注目すべき点や、発信者については「プロフィールが実名か」「実名ならどんな人か」「過去に不審な投稿がないか」など、具体的な確認方法が紹介されています。
また、地震雲や地震予知、人工地震などは「疑似科学」や「陰謀論」であるといった説明もされています。こういった情報で不安を感じたときには、検索ワードに「疑似科学」「陰謀論」を加えてサーチし、多面的に情報を得るとよいでしょう。
「全国災害ボランティア支援団体ネットワーク」は、災害現場での支援者間の調整役を担う認定NPO法人。サイトでは、これまでの災害支援で培ったノウハウをまとめた資料を公開しています。
(高橋ホイコ)
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