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米28歳歌手が難病で死去 最後の楽曲はICUから配信していた「最高の笑顔を浮かべていた」(1/2 ページ)

兄「弟と家族に代わり、数年間におよぶ愛と応援に感謝します」

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 米R&B歌手B. Smythの死去を、本人のInstagramアカウントを通じて兄が公表。現地時間11月17日に投稿した動画メッセージで、同日朝に亡くなったことを伝えています。

亡くなったB. Smyth
新曲告知を除いて、最後に投稿された画像(画像はB. Smyth公式Instagramから)

 兄の発表によれば、B. Smythは長らく闘病していた肺線維症による呼吸不全で死去。日本では指定難病とされる肺線維症は、肺胞に傷ができその修復のためにコラーゲンなどが増加して間質が厚くなる病気で、咳や息苦しさといった症状があります。50代以降の男性に多く、喫煙が要因と考えられる一方で、約半数は発症原因が分からないとされています。

 B. Smythは10月末にシングル「Twerkaholic, Pt.2」をリリースしたばかり。兄は同曲の制作は病状が悪化しICUで治療を受けながら進められたと、死去の直前まで「ファンから試練を課されることを喜んでいて、そのときは最高の笑顔を浮かべていた」と音楽に没頭していた弟の様子を告白。SNSを通じて届く動画に励まされていたとし、また故人の遺志として「弟と家族に代わり、数年間におよぶ愛と応援に感謝します」とファンへ感謝を伝えました。

病床で取り組んだ最後の楽曲

 B. Smythは2012年に名門レーベル「モータウン」と契約し、2014年リリースのシングル「Twerkoholic」はYouTube再生1700万超のヒットに。SNSには「胸が痛む」「あなたと家族のために祈ります」と多くの追悼メッセージが寄せられた他、「待って、うそでしょ」「こんなことになっていたなんて」と20代での急死に驚きや衝撃を訴えるファンの声も投稿されていました。

B. Smyth - Twerkoholic
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