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「私にとって料理は衝動です」――眠れない夜にチーズケーキを焼く漫画が話題 幻想的な雰囲気に、胃も心も満たされる(1/2 ページ)

オシャレな絵柄に癒される。

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 ふと夜空を見上げると、遠く照り輝く満月が、子どものころに想像していた大きな“チーズ”のように見えて――。眠れない夜にチーズケーキを作る、包み込まれるような穏やかさを持った、幻想的な雰囲気のレシピ漫画が話題です。

『眠れぬ夜はケーキを焼いて』の午後さんの漫画 チーズケーキが食べたくなる
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 作者は漫画家の午後(@_zengo)さん。3時間横になってもなかなか寝付くことのできない午後さんは、夜空に浮かぶ満月を見てチーズケーキを食べたい衝動にかられます。

『眠れぬ夜はケーキを焼いて』の午後さんの漫画

 まずは、型を準備し、バターやチーズをあたためて、薄力粉や砂糖、卵などと混ぜ合わせていきます。はかりをしまうタイミングや、卵の割り方の工夫など、役立つ情報もところどころに挟みつつ、生地を型に流し込んでオーブンへと投入。

『眠れぬ夜はケーキを焼いて』の午後さんの漫画 卵どうしをぶつけても片方しか割れないのだとか
『眠れぬ夜はケーキを焼いて』の午後さんの漫画 生地ができたらオーブンに

 ケーキを焼いている間は、使った食器を洗ったり、ふきんを乾かしたり、お茶を入れたり、時間を有効活用。それらが終わると、スケッチをしたり、猫と戯れたりしながら、ケーキが焼けるのを待ちます。

『眠れぬ夜はケーキを焼いて』の午後さんの漫画 焼いている間の待ち時間を有効活用
『眠れぬ夜はケーキを焼いて』の午後さんの漫画 猫のお腹の音を聞くと、海のイメージに包まれる

 猫のお腹に耳を当てると、その音から海のイメージが想起され、目をつむってみると、「海」がどんどん深く「ふたり」を包み込んでいく……そんな幻想的な感覚をつんざくようなオーブンの電子音は、ケーキの出来上がりの合図です。うまく焼けたふかふかのチーズケーキを口に入れると、心は落ち着き、意識は再び「満月の夜の海底」へといざなわれるのでした。

『眠れぬ夜はケーキを焼いて』の午後さんの漫画
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 この穏やかですてきな雰囲気があふれる漫画には、「読み終わると心が落ち着く」「いまのわたしが忘れているものを優しく教えてくれるような素敵なまんが」「いつも、いつも、何故か読んでいると泣きたくなります」など絶賛する声が多く寄せられています。また、紹介されているレシピで実際にチーズケーキを作った人も見られました。

 午後さんはこの他にもTwitterでスイーツを料理する漫画を掲載。さらに、2冊のコミックス『眠れぬ夜はケーキを焼いて』『眠れぬ夜はケーキを焼いて2』を、KADOKAWAから出版しています。

※作品提供:午後さん(Twitter/Instagram/SUZURI

 

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