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「熱帯魚がポケモンをクリア」企画終了 約2年半の冒険を振り返る“お別れ動画”に惜しむ声「一番の癒やしでした」(1/2 ページ)

この機会にと、魚がポケモンを操作するシステムの解説動画も公開しています。

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 熱帯魚に「ポケットモンスター」シリーズをクリアさせる偉業を達成してきたYouTuber、むてきまるちゃんねる(@Mutekimaru_chYouTube)さんが、同企画の終了を発表しました。「最後のご連絡」と題した動画に、視聴者から別れを惜しむ声が集まっています。

魚でpokemon 動画は最初にクリアした「サファイア」風に演出。ハギろうじんとの会話を通して企画の終了と別れを告げる
魚でpokemon よみがえる挑戦の歴史
魚でpokemon 記念すべき殿堂入りの瞬間

 同企画は2020年6月より、コロナ禍による外出自粛中に楽しめるコンテンツを作れないものかと始まったもの。カメラで検知した「水槽内の魚がいる位置」を基準に、コントローラーの入力が自動でなされるシステムを構築し、「魚の操作によるポケモンのクリア」を目指しました。

 きまぐれな泳ぎに任された冒険は、せっかくのポケモンを逃がしてしまったりバグに遭遇したりと困難の連続。それでも熱帯魚は「サファイア」を3195時間かけてクリアし、その後も「リーフグリーン」や「エメラルド」、「クリスタル」や「シールド」などで殿堂入りを達成しました。

 魚たちの活躍が人気を呼んだ企画でしたが、むてきまるちゃんねるさんは新生活への移行による環境の変化に鑑みて終了を決断し、お別れの動画を公開しました。最初に挑戦した「サファイア」の、ゲーム画面風の演出に始まり、のべ2万時間にも及ぶ冒険を名場面とともに振り返っています。

 また、これを機会にと、魚がポケモンをプレイする仕組みについて、自作のコントローラーや、独学による制御プログラムなど、解説動画を投稿。テクニカルな内容もさることながら、魚たちの健康を気遣った飼育環境も明かされていて、大事に進められていた企画だったのだと感心させられます。

魚でpokemon 水槽が直射日光を受けないよう、窓には黒ビニール。また、魚は複数尾がローテーションでプレイしており、休憩中は暗幕で保護されていた
魚でpokemon マイコンボードをベースに自作したコントローラー。“魚による入力情報”をPCから受け、ゲーム機に伝送
魚でpokemon 魚の座標を検出し特定する仕組み。プログラムは動画内で全文公開されている

 「2年間本当にお疲れ様でした」「気付けばこの配信を流すのが生活の一部になっていました」「鬱屈していた時期の一番の癒やしでした」と、コメント欄では視聴者から感謝の言葉が多数寄せられました。むてきまるちゃんねるさんは、12月11日18時より記念配信を行うとのことです。

動画提供:むてきまるちゃんねる(@Mutekimaru_chYouTube)さん

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