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いらすとやの「おじいさん」をAIで盛ったら? → 何度も描き替えるうちに魔法少女が誕生「AIエグい」と話題(1/2 ページ)

次第に絵のテーマが変わる過程が面白い。

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 フリー素材サイト「いらすとや」のイラストを、AIに描き直させて“盛った”らどうなる? 写真加工アプリ「Meitu」を使った実験の、思いがけぬ結果が注目を集めています。

いらすとやAI化 AIの手にかかれば、いかつめのおじいさんもゆるふわに……!?(画像提供:小野寺さん)

 実験を手がけたTwitterユーザーの小野寺(@onodera000)さんは、いらすとやの「いろいろな表情の電話をする人のイラスト(高齢男性)」から、怒ったおじいさんを素材にチョイス。この少々いかついイラストをAIに渡し、出力結果を再びAIに……と、8回繰り返しました。

いらすとやAI化 怒ったおじいさんのイラスト(画像はいらすとやより)

 すると、AIは人知を超える発想を初手から提示してきました。おじいさんの鼻を口、口をリボン、怒りで紅潮した肌をピンク色の髪として少女を見いだし、おじいさんの顔の中に新たな顔を描いたのです。

 これをさらに渡すと、新たに描かれた顔をベースに、AIは少女の絵をブラッシュアップしていきます。3回目には、おじいさんの耳やあごだった肌色の部分がコートのボア襟に描き替えられ、服装はすっかり冬の装いに。それに合わせて背景には雪らしいものが降り始めます。

いらすとやAI化 (画像提供:小野寺さん)

 さらに変化をかけていくと、ボアはフリルに、雪は水に。電話だったものは謎の石に変化し、もともとクレーマー風のおじいさんだったものは、8回目の描き直しで「水属性の魔法少女」に様変わりしました。

いらすとやAI化 (画像提供:小野寺さん)
いらすとやAI化 (画像提供:小野寺さん)

 回を重ねるごとにイラストの深みが増す様を、「AIエグい」と振り返る小野寺さん。Twitterでは、「進化の過程に見える」「AIの着眼点すごい」など、さまざまな声が上がっています。

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