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2022年夏に惜しまれつつ営業を終了した東京・お台場の「パレットタウン大観覧車」のゴンドラが、長野県のスキー場に設置されているとして話題になっています。スキー場運営元に設置の経緯を聞きました。
パレットタウン大観覧車は2022年8月に、再開発に伴って営業終了し、その後解体工事が行われました。
2023年1月に入り、長野県大町市にある「鹿島槍スキー場」を訪れた人が、お台場の観覧車のゴンドラが設置されていたとSNSに投稿。「廃棄と思ってたからうれしい」「いいアイデア」などの声が寄せられました。
編集部が鹿島槍スキー場に設置の経緯について問い合わせたところ、次のような回答がありました。「お台場の観覧車は法律の改正で観覧車そのものを国内で移設することは難しく、コロナ禍で海外から視察に来ることができなかったためスクラップ(廃棄)が決まっていたようでした。しかし、ゴンドラは耐久性に問題がなかったため、ノンスキーヤーでも雪遊びを楽しめる『冬のテーマパーク化』を進めている鹿島槍スキー場に遊園地の要素を取り入れるため、前所有者から無償でおゆずりいただくこととなりました」
子どもやお台場の観覧車に思い出がある人が楽しめるよう、今シーズン(2022年12月24日)から鹿島槍スキー場内に設置しているとのことです。
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