ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

BL小説『タクミくんシリーズ』の実写映画新シリーズ、12年ぶりに公開へ(1/2 ページ)

タクミとギー役は森下紫温さんと加藤大悟さん。

advertisement

 ごとうしのぶさんのBL(ボーイズラブ)小説『タクミくんシリーズ』の実写映画新シリーズが12年ぶりに始動。「タクミくんシリーズ 長い長い物語の始まりの朝。」として2023年に公開されます。

「タクミくんシリーズ 長い長い物語の始まりの朝。」メインビジュアル
タクミ(森下紫温)とギイ(加藤大悟)の2人の新しい始まりを予感させるメインビジュアル

 シリーズ累計発行部数500万部を超えるごとうさんの小説『タクミくんシリーズ』は、名門の全寮制男子校に通う2人の男子校生――葉山託生と崎義一――が、さまざまな事件を経て恋人同士になる学園ラブストーリー。1992年から2014年までに全28巻が刊行された他、物語を時系列順に収録した『タクミくんシリーズ 完全版』として文庫新装版(全11巻)も刊行。2014年12月からは大人になったタクミやギイたちを描いた『崎義一の優雅なる生活』が刊行されています(既刊5巻)。

 世代を超えて支持される同作は、コミカライズやドラマCD、実写映画化に舞台化とマルチに展開。実写映画は2007年に「そして春風にささやいて」が公開されると、2009年に「虹色の硝子」、2010年に「美貌のディテイル」「Pure 〜ピュア〜」、2011年の「あの、晴れた青空」まで全5作が劇場公開されてきました。

 2023年のロードショーを予定している最新作は、原作小説の『タクミくんシリーズ 完全版1』に収録されている「暁を待つまで」「そして春風にささやいて」、そして映画の副題にもなっている「長い長い物語の始まりの朝。」の3エピソードで構成。「虹色の硝子」以降主演を務めてきた葉山託生役の浜尾京介さん、崎義一役の渡辺大輔さんに代わり、森下紫温さんと加藤大悟さんが主演を務めます。なお、監督と脚本は「虹色の硝子」以降の実写映画を手掛けた横井健司さんと金杉弘子さんのタッグが続投します。

タクミくんシリーズ 長い長い物語の始まりの朝。
「そして春風にささやいて」から、原作コミックを基に再現され踏襲し続けている鮮やかな水色の制服は、新たなエンブレムが作成され新キャストに合わせて新調されています

 新たに主要キャスト7人も発表。高林泉役に「仮面ライダーゼロワン」の中山咲月さん、赤池章三役に『メンズノンノ』モデルの高橋璃央さん、片倉利久役にボーイズグループ「Hi☆Five」の野口友輔さん、吉沢道雄役に植村颯太さん、麻生圭役に『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stageの永島龍之介さん、鈴木健志役に舞台「魔法使いの約束」の坪倉康晴さん、三洲新役に舞台「東京リベンジャーズ」の木津つばささんが起用されました。

葉山託生役・森下紫温コメント

このたび葉山託生を演じさせて頂きました、森下紫温です。

横井監督をはじめ、共演者の方々や現場の皆さんに支えられ無事に作品を作り上げることができました。

タクミと僕は出身地・血液型・身長が同じで、性格的にも共通点が多く、感情移入して演じることができました。

人間接触嫌悪症に悩まされ周りの人達と距離を置いているタクミと、ギイとの距離感の変化に注目して見て頂きたいです。

崎義一役・加藤大悟コメント

無事にクランクアップを迎えることができました。

僕としては初めての映画。そして初めての主演。

とても大事に演じさせて頂きました。

ギイの魅力を、タクミくんシリーズの魅力を皆様にお伝えできたら幸いです。

森下くんとは今回が初めましてでしたが、お会いしてすぐにとても仲良くなることができ、スムーズに撮影を進めることができました。

ごとう先生、そしてこの映画に携わる全ての関係者の皆様のおかげで本当に素敵な経験をさせて頂きました。ありがとうございます!


(C)2023 ごとうしのぶ/KADOKAWA・「タクミくんシリーズ」製作委員会

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       | 次のページへ
ページトップに戻る