古村比呂、がん再々再発に衝撃隠せず 体調不良からの5年ぶり報告に「暫くは気持ちが整いませんでした」「全く諦めていません」(1/2 ページ)
最初のがんが見つかって11年。
俳優の古村比呂さんが1月21日にブログとYouTube「がんサバイバー 古村比呂 〜がん・リンパ浮腫と共に〜」を更新。古村さんはこれまで子宮頸がんなどで闘病してきましたが、今回5年ぶりにがんが“再燃”したことを報告しました。
18日に、左半身のむくみに気付いたことや腎臓が炎症気味だと診断されていたことなどの体調不良を訴えていた古村さん。21日には「実は1月11日 PET検査でがんの再燃(再々再発)がわかりました」「見つかった箇所は腹部傍大動脈リンパ節です」と腹部にがんが見つかったことを報告しました。
2022年12月の採血検査で腫瘍マーカーの数値などが高く、CT検査を受けた際には腹部に腫瘍のようなものが見つかったため、年末にPET検査を受けたところ、2023年1月11日にがんが発生していたことが分かったと説明。「五年経って又がんが出てくるのはかなり珍しいとのこと」と驚きを隠しきれない様子をみせています。
古村さんは2012年1月に子宮頸がんが判明。3月に子宮全摘の手術を受け5月にリンパ浮腫が判明したため、2016年にリンパ管静脈吻合術(LVA)を受けます。経過は良好でしたが、2017年に子宮頸がんが再発。7月には腫瘍マーカーが正常値に落ち着きましたが、11月に肺とリンパ節への転移が判明し、2019年まで抗がん剤で治療を続けていました。
そのため、自身の病状から根治は難しいと分かっていたこともあり、「いつかやがて再びがんが出てくるんだろうなっていう覚悟もしていたつもりです」としながらも、最終治療後から数えて5年目に入ったところでの再発に「正直ショックではありました」「暫くは気持ちが整いませんでした」と心境を明かしています。
現在は心の状態も落ち着き、「なっちゃったもんは仕方ない」「なるようになるよね」と前向きな気持ちをコメント。
また、医師からの「治療法がまだあります 私は全く諦めていません」という言葉に励まされ「私も諦めず治療をして行こう」と治療に向けての意欲を伝えました。今後の治療については、再発した場所が以前放射線治療を受けた部分と同じだった場合は、同じところに二度目の放射線治療が受けられないため、抗がん剤のみで治療することになるとも明かしています。
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ご冥福をお祈りいたします。