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高校の学級日誌に描かれた友達の似顔絵がリアルすぎる 「凄まじい画力」と話題の芸大生に話を聞いた(1/2 ページ)

担任の先生のノリの良さもいい……。

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 学級日誌に描かれた友達の似顔絵がリアルすぎて話題です。Twitter上で520万件以上も表示される人気ぶりです。

覗き込んでくる似顔絵がど迫力すぎる

 似顔絵を描いたのは、現在東京藝術大学美術学部の学生である菅野湧己(@wakumiiii_)さん。成人式の日に久しぶりに高校に行った際に、当時の学習日記を見つけました。学習日記には友達の似顔絵が顔半分だけリアルに描かれています。陰影までしっかりと描写されている力作です。

 担任の先生からは、「待って、マジで見られてる感じがして落ち着いてコメントできない(笑)いやーすごいなーほんとにすごいなーいやマジですごい(語彙力)」とのコメントが。素直な驚きの声がいい味を醸し出してくれています。

担任の先生によるコメント

 ツイートを見た人からは「凄まじい画力よ」「藝大はやっぱすげぇや」「顔認証できそう」と、その見事な描写力を褒める声が多く寄せられました。また、担任のコメントに対しても「完璧すぎる」「(語彙力)って日誌に書いてるの好き」「落書きするなと叱らない良い先生。こんな先生が沢山居てくれるといいな」と、にっこりするような反応が多く見られます。

話題の芸大生「所要時間は1時間半ぐらい」

 菅野さんはどのような状況でこの学級日誌に友達の似顔絵を描いたのか。友達や担任はどんな反応をしていたのか。描いたときの様子を本人に聞いてみました。

――とてもリアルですが、ご友人の顔を直接見て描いたのでしょうか。

菅野さん本人を見たり本人が写っている写真を見たりしながら描きました。所要時間は1時間半ぐらいだったと思います。

――当時のご友人、担任の先生の反応などを教えてください。

菅野さん友人は笑いながら恥ずかしがっていたと思います。本人の顔の前に、学習日誌を半分重ねて写真を撮ったのを今でも覚えています。また、今回投稿をする前に、この日誌の写真を送って連絡しました。バズったらご飯をおごる約束をしたので、今度おごる予定です。

 また、担任の先生は「すごいね」と笑いながら感心してくれました。生徒のやりたいことを尊重して、背中を押してくれるステキな先生で、今でも感謝しています。

――こうした似顔絵はよく描いていたのでしょうか。

菅野さん当時からちょくちょく日誌に友達の似顔絵を描いていた気がします。話題になった似顔絵は、学級日誌が顔の大きさと同じくらいだと気付き、「半分顔を描けば面白いのでは?」という軽い思い付きで描き始めたと思います。


 ほっこりとするようなの高校時代の青春の日々も垣間見える似顔絵。他の似顔絵も見たくなりますね。

画像提供:菅野湧己(@wakumiiii_)さん

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