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ガンプラを30万円かけてレジンアート化 光輝くストライクフリーダムガンダムの尊さに「もはや御神体」の声(1/2 ページ)

これでも作者としては失敗だというのだから、アートの道は険しい……。

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 「ガンダムSEED DESTINY」に登場したストライクフリーダムガンダムのプラモデルを、レジンの中に閉じ込めて光輝くアートに仕上げる動画に、「もはや御神体」と称賛の声が上がっています。なんと製作費に30万円かかった超大作!

ストフリ ストフリを宇宙空間ごと切り取ってきたみたい!

 投稿主の「サボリーマンのガンプラ製作部」は、ガンプラレビュー担当のサボリーマンさんと、改造担当のイーサンさんが共同で運営するYouTubeチャンネルです。今回の作品は、イーサンさんが最先端のガンプラ「MGEX 1/100 ストライクフリーダムガンダム」を製作したのがきっかけ。ストレートで組んでも美しく仕上がる高級キットを、さらに手を加えてフルハッチオープン仕様に作り上げました。

前編はこちら
ストフリ

 その仕上がりに感嘆しながらも、「光らせてエフェクトを付け、レジンに封じ込めて金粉を散らしたらもっとかっこよくなりそう」と、さらに欲張るサボリーマンさん。かくしてイーサンさん宅には、40キロものレジンをはじめ、30万円相当の材料が届けられるのでした。

 まずは透明のプラ板を切り出してラメでキラキラに塗装し、光の翼を作成。これを機体に取り付けてレジンに封入し、終盤の戦闘シーンを演出するのが狙いです。普通に飾ると難儀するドラグーンも、固めてしまえば自然に浮遊したように。

ストフリ この時点で、固めるには惜しいクオリティー

 イーサンさんは機体を型枠に入れてレジンを注入しつつ、金粉やラメをちりばめて光を表現。発光する台座も自作して、宇宙空間で神々しく輝くストライクフリーダムガンダムを完成させました。

ストフリ 金やパールの顔料を溶いて注ぎ、竹串で流れをつけてオーラのような表現をしている
ストフリ 斜めから見ると、展開されたドラグーンも際立ってまたかっこいい

 「ここまで完成度の高いレジンアートは見たことがない」「今まで見たガンダムで一番美しい」など、コメント欄は絶賛の嵐。しかし作者にしてみれば、これは失敗作だというのも驚きです。パッと見では分かりませんが、部分的にレジンに気泡ができてしまったのだそうで、イーサンさんは後悔しつつ、「悔しすぎるのでもう1回やっちゃお〜」と宣言しています。その姿勢もまたすごい。

動画提供:サボリーマンのガンプラ製作部

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