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オレオレ詐欺の電話をかけた男が相手の女性とだまし合いをする漫画が、涙の結末を迎えます。
ある年配女性にオレオレ詐欺の電話をかけた男。女性が「タカシ?」と聞き返したのを利用して「そうタカシ」と言うと、電話の向こうの女性は「かかったわね」と罠が成功したことを高らかに笑いました。彼女の息子は「タカシ」ではありません。しかしおかしなことに女性は「私の声って聞き覚えがないかしら」と尋ねてきます。
「母さん!?」と驚く男に「そう私、私。機種変してね」と、オレオレ詐欺が使う常套句のようなことを言い出し、詐欺なんてやめろと説教します。泣きじゃくって悔やんでみせた男でしたが、それは芝居。今度は男が女性をあざわらう番です。「オレの母親は病死してるわ!」
うまく男を説得できずに悔やむ女性に声をかける者がいました。「もう行きましょう」そう言ったのは死神。「じゃあね、透」。女性は本当に男の母親でした。死んでもなお息子のことが気がかりだったのかもしれません。男は母親が去ると、静かに涙するのでした。
漫画には「また繋がるかもってかけ続けてしまいそう」「真人間に立ち返るしか無い」など、感動した読者からのコメントが寄せられています。彼はこの後どう生きていくのでしょうか。
作者は漫画家の江戸川治(@edoosam)さん。現在、人魚のいる水族館を舞台にしたコメディ漫画「こっちむいてよ!飼育員さん!」をTwitterで更新中、スマホアプリ「ブックライブfun」で先行して連載中です。
作品提供:江戸川治(@edoosam)さん
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