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火事で倉庫全焼、原因は「ライターで焼き切ったひも」 注意喚起の投稿に「これは怖い」「気をつけなきゃ」(1/2 ページ)

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 火事で倉庫が全焼、その原因は「火で焼き切ったひも」だった――火事に見舞われた人による注意喚起の投稿に「これは怖い」「気をつけなきゃ」などの声が寄せられています。


燃えている倉庫

 投稿したのはYouTubeで農業を中心に田舎生活を配信している田舎の者mo-chan(TwitterYouTube)さん。道具置き場外から出火して道具置き場が全焼し、隣接する物置と農舎の一部も焼けたそうです。ケガ人は出なかったとのこと。赤々と火が燃える様子や、焼け崩れた建物の残骸をとらえた写真からは、火の恐ろしさが伝わってきます。


火事の様子

焼け跡

 mo-chanさんはその後、注意喚起として火事の原因も投稿。父親がマイカ線(農業用に使われているポリエチレン製のひも)をライターで焼き切った際に、火が残っていたことに気付かず、その火が火元になったと説明しています。mo-chanさんは実際にマイカ線を焼き切る様子も実演して投稿していますが、初めは気付かない程度の火が大きくなる様子がよく分かります。


マイカ線を焼いて切る実演

 「皆さんも特に火には気をつけてハサミを使いましょう」という注意を呼びかけるmo-chanさんの投稿には、「ハサミとかカッターないからライターで焼き切るって普通にありそうだから怖い…」「炎が見えにくいので、非常に危険な火元ですね」「自治会の祭りとかでやってる人を見た事あるから気をつけなきゃ」などのコメントが寄せられました。

 ねとらぼ編集部ではmo-chanさんに当時の対応などについてお話を伺いました。

――出火に気付いた際にどのような対応をされましたか

mo-chanさん とにかく早く消防に連絡をしました。なるべく細やかな情報(住所、怪我人の有無、火事場へのアクセスなど)を伝えてました。その後は火事場近くに駐車していた車を退避させ、できうる限りの機械類、引火の可能性がある物を現場から遠ざけながら消防を待ちました。家庭用ホースや消火器にて消火も試みましたが、火の勢いが強く数分で近づけなくなりました。

――火でマイカ線を切ったことが原因とのことですが、そういった切り方をされることはよくあるのでしょうか

mo-chanさん マイカ線をライターで焼き切る行為は、昔からの喫煙者ではよくある事だと言う認識です。特にハサミは常備してなくても、喫煙のためライターは常備してる方が多いので。マイカ線に限らず、タコ糸のようなヒモ、ビニール紐、細めのロープなど火であぶって切る方法を取る方は一定おられるようです。

――今後どんな対策をされますか

mo-chanさん 火事を受けて、火の扱いにあらためて注意するとともに、初期消火のため消火器を複数購入予定です。

mo-chanさんは火事の様子を動画で投稿しています

画像提供:田舎の者mo-chan(TwitterYouTube)さん

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