岡山県岡山市で開催された「2023岡山さくらカーニバル」の終了後、会場にごみが散乱していたとして、SNSで物議を醸しています。
「2023岡山さくらカーニバル」は、3月31日から4月9日までの10日間、岡山城や岡山後楽園の周辺で開催された桜まつり。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響から4年ぶりの実施となりました。
しかし、会場にごみが放置される問題も指摘されており、最終日翌日となる4月10日の朝に撮影された様子がTwitterに投稿され波紋を呼びました。4年前とは異なり、ごみは自分で持ち帰るルールだったことも影響したのか、会場には大量のごみやブルーシート、椅子などが散乱し、中には、炭が火のついたそのままに残されていたものもあり、火事の危険性も指摘されています。
その様子をTwitterやYouTubeに投稿した「実録スピチューブ」によると、その後は、地域の青年団などの清掃活動や業者の撤収作業が行われたとのこと。一方、近隣の住民からは「もうこりゃーおえん」「終わってる」「来年は開催したらおえん」「料金制にしたほうが」などの声が上がっているとしています。
※「おえん」は岡山の方言で、「ダメだ」「いけない」の意味
実録スピチューブはねとらぼ編集部の取材に対し、コロナ禍以前もごみ箱が設置されていたものの、山積みのごみがたくさんあったと話しています。さらに「元々、コロナ禍の路上飲みで岡山駅前周辺が荒れていたので今回は想定通りの結果でした」としつつ、「実行委員の方も大変かと思います。4年ぶりということもあり、来場者を信用して試験的な感じで持ち帰り実施のルールを導入したのでしょう。無料回収場を設けてもごみの放置は変わらないと思います」とコメントしました。
ねとらぼ編集部は実行委員会にも問い合わせましたが、コメントはしないとの回答でした。
投稿を受けてSNSでは、「一部のモラルの無い人のせいで、、、悲しいです」「花は静かに見るもんだ」などの声が寄せられました。中には、同様の問題で近隣の祭りがなくなったという体験談を寄せる人も。マナーを守って楽しむことの大切さを考えさせられます。
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