回転寿司チェーン「スシロー」が、サーモン寿司の大群が海を泳ぐナゾの画像をTwitterで投稿。記事執筆時点で約4700件の“いいね”を集めています。AIにビジュアルを考えてもらったとのことですが……どういうことなの。
スシローはシンギュラリティ(※)ならぬ「#スシンギュラリティ」のハッシュタグを付け、合計11点のサーモン画像を投稿しました。すべてAIによる画像生成で、サーモン寿司の各メニューのビジュアルを生成させた結果、どれもナナメ上の画像が完成しています。
※AI(人工知能)が人類の知能を超える時点や、それにより起こる大きな変化を示す概念
冒頭の「サーモン」から生まれた“海を泳ぐサーモン寿司群”はナゾに神々しく、「焼とろサーモン」は寿司ネタがマグマと化し、「炙りサーモンバジルチーズ」のビジュアルは完全なるピザとなっています。もしかして新メニューを提案してきている……?
ちなみに、画像生成AIを使った同アイデアは、スシローアカウントの“中の人”が、OpenAIの対話型AI「ChatGPT」にバズるアイデアを相談して生まれたようです。
なお、一般アーティストの絵を学習したAIを使ったイラスト制作に対しては慎重論も根強いため、今回の投稿に対しては一部からは批判も。Twitter上では、「脇が甘い」「すごい悲しい気分にさせられる」など、企業による投稿として問題視する声が上がっています。
倫理的には議論の余地はありますが、現行の著作権法ではAIサービスに学習させるための著作物の利用は著作権侵害には当たりません。また、昨今、スシローでは店内での迷惑行為を撮影した動画拡散が相次いだことから、スシローに対して同情の声のほか、「斬新!」「ビジュがいいとはまさしくこのことですね」「笑わせてもらいました」などのコメントが寄せられています。
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三度見くらいしてしまいそう。