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戦中戦後を支えた国産消防車「ニッサン180型 消防ポンプ自動車」を日産がレストア 元気いっぱいに走る姿を披露(1/2 ページ)

ウィンカーや照明などもしっかり稼働します。

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 第二次世界大戦中に使われていたレトロな消防車を、日産自動車がレストアした動画を公開しています。

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レストアした「ニッサン180型 消防ポンプ自動車」(画像はYouTubeより)
再び走れ!戦中戦後の火災に奔走した消防車

 レストアを受けた消防車は、国産消防車第1号として製造された消防ポンプ自動車「ニッサン180型」。1941年に配備されると、戦時中の空襲火災で活躍。その後、東京オリンピックが開催する年まで使われていたそうです。

 レストアを実施した日産自動車は、古い日産車の再生に取り組む「日産名車再生クラブ」のエンジニア4人を招集。社内に残っていた同車の整備マニュアルを元に、クルマのプロたちが徹底的に修理作業を行いました。

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当時の整備マニュアルを参考に作業を進めます(画像はYouTubeより)

 当初は「自走可能な状態にする」ことを意識していたそうですが、最終的にはウィンカーや照明、それにワイパーなど、現役だったころを想起させるような状態まで修復しました。

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レストア中の様子(画像はYouTubeより)

 レストア後に警鐘やサイレン音を響かせながら、見事な走行を披露する姿をみせています。

 レストアされたニッサン180型 消防ポンプ自動車は「東京国際消防防災展 2023」にて展示される予定です。

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